育パパの一喜一憂----大陸編

育児をするパパのことを育メンというらしいのですが…

変人偉人奇人

2013年12月06日 | 明明&亮亮
新着お仕事情報!

日系大手の物流企業
職位:女性営業
応募条件:大卒、30歳まで、明るいこと
給与条件:15000RMB 保険、ビザ取得会社負担
中国語:日常会話レベル
勤務地:北京、上海、広州のいずれか

関心のあるかたは何らかの方法で?ご連絡ください。


それでは昨日の続き。


列奥納多達芬奇 レオナルド・ダ・ビンチ 

絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、地誌学、植物学など様々な分野で功績を遺した万能人とのことで中国人にたたえられています。


カー○マークス

世界中の国々に影響し、動かした人物です。中国ではあんまりネットでこの人の話をしない方がいいかもしれません。
 

亜里士多徳 アリストテレス

宗教は『信じること』を前提としているが、哲学は『疑うこと』を前提としている。なんでも疑って確かめることが大事との考え方に共感する学生がいます。


愛因思坦 アインシュタイン 特殊相対性理論と一般相対性理論について



もっと他にも銅像にしてほしい人がいるのですが、この偏り感が何とも言えない・・・。
どういう基準でチョイスしたのでしょうかね?




明明には全く興味のないお話でした。


パパのお話なんて全く聞かず、ひたすら走り回る。


そらそやわな・・・


偉人賢人変人

2013年12月05日 | 日記
これは図書館の前にある広場です。明明とゆっくりとお話ししながらお散歩しました。



途中途中に、いろんな像が置いてあったので、明明と「これ誰?」「ふーん・・」「これ誰?」「ふーん・・・」という別にどうでもいいような会話になってしまいました。

ほんとうにどうでもいい写真なので、今日はどうでもいいブログです。
親子の貴重な時間の話題をどうでもいいことにとられた気分です・・・・・では・・・




維克多・雨果 victor hugo フランス・ロマン主義の小説家。レ・ミゼラブルの作者(かろうじて知っていた・・・)

「信念は夢を生み、夢は将来を作りだす」等、の言葉が中国学生に人気らしいです。


列夫・託弥斯泰 トルストイ 帝政ロシアの小説家・思想家。「戦争と平和」の作者

「戦いに勝つのは実際のところ、必ず勝とうと堅く決心した者なのだ」


貝多芬 ベートーベン 言わずと知れたドイツの作曲家。

「音楽はあらゆる知恵や哲学よりも高度な啓示である 」という言葉が刻まれています。


屈原 中国戦国時代の楚の政治家、詩人。誠実すぎる人として彼らの記憶に残っているようです。

以前も紹介したことがありますが、ドラゴンボートやチマキの由来を作った人です。やはり人気がありますね。


孔子と

別に説明はありません。


老子

別に説明はありません。


魯迅。

日本と深いかかわりがある魯迅ですが、中国においては日中文化や学問の懸け橋として尊敬されているのでしょうか。


どうでもいい写真ですいません。でも明日もコレなんです・・・





ハンバーガー

2013年12月04日 | 明明&亮亮
価格と所得に関する調査というのがあるらしく、いろいろと面白い比較がなされていました。面白いというよりも真面目な話です。



都市別の平均所得と物価をもとに調査されています。
たとえばその年の人はどれだけ働けば「ビッグマック」を一つ買えるか?



北京で働く人は34分間に一つビッグマックを食べることができます。一時間働いてやっと二つ分の給料になるということですね。都会なのに・・・。

世界最速はどこでしょうか?それは東京だそうです。9分間の労働で一つ食べられます。一時間に6,7個食べられますね。おなかいっぱいで、しかも病気になります。・・・まぁ、食べなきゃいいです。

ニューヨークと香港が10分で2位だったようです。



iPhoneを基準とした比較では、北京は16GBのiPhoneを買うためには184時間働く必要があるそうです。ニューヨークは27.5時間。
月収をはたいてやっと買えるというレベルです。



あくまでもこれは都市部における、おそらくはかなり偏った統計です。







先日読んだコラムには、私たちのすぐそばにいる貧困層の実情が書かれていました。

いまだに中国の一般の人たちには厳しい現実が突きつけられています。一言で言うと格差による不公平。

そもそも、ビッグマックやiphoneをどれだけ働けば買えるか、なんていう比較ができないレベル、一生かかっても買えない、買ってあげられない現実です。



明明の学校は今日、「冬遊」と呼ばれる日本で言う「遠足」に行っています。遊園地です。2000円程度の費用が掛かり、事前に徴収されます。日本と違うところは、経済的にいけない子供たちがたくさんいることです。
高級車で送り迎えをするような親もいるかと思えば、地方からここへ出稼ぎに来ている労働者の子供たちもいますので。

まだまだ先の話ですが、学校の長期休暇の時にその格差はさらに明確になります。塾の夏期講習に林間学校、家族旅行などに忙しい富裕層の子供たちと、都会の片隅に残されたまま、なんとか毎日に楽しみを見出そうとする子供たち。 低所得労働者の子供たちに子供らしい休みなんて言うのはないのです。

親のしている路上販売のリアカーの周りで親との時間を過ごしつつ宿題をし、売れ残りの野菜や果物をおもちゃに見立てて遊ぶ子供たちや、市内で靴磨きをする親の横でじっと座っている子供もいたり、壊れかけた三輪車、捨てられた中古家具で表情もなく遊ぶ子供たち・・・。




ただ両親と一緒にいたい。それでも友達や新しいおもちゃもほしい。そんな矛盾した気持ちを抱えながら。ほんとうは遊園地に行ってみたいし、マクドナルドのハンバーガーはどんな味なのか食べてみたいし,iphoneも一度でいいから触ってみたい・・・。しかし、それが両親にどれだけの経済的負担を強いるか、彼らは知っているのです。あまりにも早熟。



私たち家族の目の前にある現実の社会です。







狐と羊

2013年12月03日 | 明明&亮亮
亮亮がどこへお出かけするときにも欠かさず持っていく「狐と羊」



日本からのお土産で頂きました。こんな風に変身するんです。



けっこう複雑な作りで,papaでも苦労しました。何回か変身させるたびに上手になり、今では道を歩きながらでも変身が可能になりました。

亮亮:チャッピーも変身できるかな??


チャッピー:無理です!!


さてさて12月に入り、こちらもいきなり秋をすっ飛ばして冬になりまして、



家の中がめちゃくちゃ寒いのを除けば、相変わらず好調です。



相変わらず夏みたいな恰好をしている明明。





ちょっとだけ、鼻水小僧になっている亮亮





年末に向けて?せわしなく忙しい毎日です。





楽しく元気よく出社して、平安に気持ちよく帰宅しましょう。

みたいな意味になるのかなぁ。有名日系企業の壁に書かれた標語です。


世俗の仕事はなかなかそうはいきませんね。




月末年末

2013年11月29日 | 日記
早いもので2013年もあとひと月ですね。

年末に向けてパフォーマー達も気合を入れた技を繰り広げるようになります。

ひっくり返っていい声で歌う路上ギタリストです。


交通も混雑し、バイクタクシーのおじさんたちが大活躍します。


愛車はSUZUKIです。


HONDA…ではなくてHONGYA?です。


そして、SUZUKIではなくて、SUKIDA(好きだ)!!です


以上、昨日出張で出かけた田舎のとある駅前の風景でした。歩いていると向かう先にバイクが集まってきて客引きをするんです。「兄ちゃん、どこに行くんや。乗ってけへんか?」見たいにね。



某大学のキャンパスにて。かしこそうでしょ

賢いんです。

賢いから餃子がおいしいと評判のお店に行ってきました。



これで15元。評判になるだけあってとてもジューシーでした。ご馳走様。

さてさて、慌ただしいまま年末に突入です・・・・。

しかし不思議なことに、温泉、おせち、紅白・・・ゆとりの時代が懐かしい・・・ってあんまり思わなくなりました。ちょっとはここに慣れてきたということか。やっと。。。少し・・・だけね。



公園前の走鬼たち2

2013年11月28日 | グルメ&買い物
実は、ここ数年「走鬼の合法化」が提案されているらしいです。地方自治体ごとに、時間制限、場所制限をかけて公認にするという動きです。残念ながらまだ採用には至っていません。

「走鬼」は広東語由来で、無許可営業露店商人の事です。管理官が来た時の掛け声は「ぞうぐいらぁ」(逃げろ!!)一斉に逃げていきます。逃げることを前提に、たいていは商品の下に風呂敷を引いていてその4隅を持ち上げ一瞬で店じまいができるというすご技を持っています。

この低所得層をなぜ取り締まっているのかというと、正規の露天商が黙っていないからです。営業許可証を取り、業界市場に管理費を払っているためコストが高くなるので、走鬼には値段でかなわないのです。実際、自分の店の店先に陣取られたら、面白くはないですよね。

そんなわけで、無許可露天商いろいろ。

子供たちに大人気、まわる歯車のおもちゃ


世界中の高級ブランドの時計を、惜しげもなく売っています。しかも破格で・・・大体30元くらいです。


ブランド財布は無造作に積み上げられ、


高級バッグは、人が通るたびに地面に落ちます。


インポートのジーンズも、同じ生地デザインながらほとんどの有名メーカーの物はそろっており


河原で拾ってきたような石も売っています。


32GBのマイクロSDが欲しければたった20元(320円)で買えます。値切ったら2枚20元で買えます。




面白くて危ないものも売っています。これはどこでもwifiが使えるようになる機械です。
wifiルーターのパスワードを潜り抜けてしまうという優れものです。電波さえあれば
どのwifiでも使い放題。すれすれです。いえ、完全にブラックですね。こんなものが出回ったら
何のためにパスワードをかけているのかわからなくなります。しかもたった25元。


さてさていかがでしょうか。ほしいものは見つかりましたか?

最後にかわいい店番の男の子。

「小朋友,多少銭?」

公園前の走鬼たち

2013年11月27日 | グルメ&買い物
見回りの都市監理員たちが来ると、蜘蛛の子を散らしたようにいなくなり、監視員が去るとぞろぞろとまた同じ場所に戻ってくる事から走る鬼となずけられたこの職業の人たちは中国の風物詩になっていて、街の風景に欠かせない存在です。

出店費用もほぼゼロ、管理費もいらない、好きなものを仕入れて好き値段で好きなだけ売る!!それが彼らのスタイルです。

例えば、地面にいろんな大小動物の毛皮を並べて売っています。


きれいな石とか、骨董系の怪しい物品を扱っています


同系統の商品ですね。古銭がありました。


これは電気代をちょろまかす機械です。実際の使用量よりもメーターの回転を遅くできます。節電って書いてますけど、節約ではなくてただの不払いですから。こんなの売ってていいのか・・・?

ちなみに水道料金ちょろまかし機もあります。

ちょっと地味ですが、スプーンしか売っていないスプーン走鬼。こだわっています。お口の大きさにあわせてどうぞ。


靴の底に張るゴムと接着剤だけを売っています。接着剤と3足分のゴムで10元だったので、ご購入!


絶対に怪しい背中の痛みをとる薬です。実演しているおじさんは通行人です。サクラかもしれません。


サイクル用品。このおばちゃんはあらゆる自転車用部品を扱っています。何台か組みあがると思います。


そして携帯電話。実際に使えるものばかりです。約100元くらいで買えます。



もちろん走鬼にも家族や子供がいます。子供連れもいて

こんな風に適当にご飯を食べさせられています。けなげです。ちゃんと店番をしている子もいます。



私はひたすら中国語の練習相手になっていただくために利用させていただいています。何を買っても安いので、ついつい買わされてしまうことも多いのですが、まぁ、お勉強の授業料だとおもえば安いものです。


明日の第二弾に続く・・・


明明の冒険

2013年11月26日 | グルメ&買い物
普段はこっちのお寿司を食べようという気にはなりません。この日は一日明明と二人時間を忘れて歩き回って働いたせいで、いつの間にか外は暗くなっていました。

あまりにおなかが空いて、普段なら見向きもしないようなお店に目が留まってしまいました。



怪しすぎる看板です。その名も「からしからしすし」。看板はわさび色なのに、あえての「からし」



繰り返しますが、今まで存在は知っていたものの一度も入ろうと思ったことなどありません。



ですが、あまりの空腹で吸い込まれてしまいました。

メニューを眺めて、それぞれにほしいものを注文。



待つこと5分で出てきました。



この皿と、ラーメン一杯で19元(300円くらい)。安いのか高いのか・・・


わさびも変な辛さだし、醤油も薄口を薄めたような味だし、

これで300円はやはりたかいですよ。

他に行って19元出せば、こんなんとか



こんなんが食べられますから



この後、結局おなかはいっぱいにならず、中華店にはしごすることになった親と子でした。
教訓:超おなかが空いているときに店を選ぶと失敗することが多い。

しかし、時々いろんな文句をぶつぶつ言いながらも、一日しっかり働く我が子はとっても頼もしいのでした。


さてさて明明のぶつぶつを聞いていて思ったこと。
ここは環境は日本のようによくないし、遊ぶところも日本のように多くありません。
質のいいおもちゃはないし、きれいな公園は少ないし、子供にとって何もかもが不便なのです。
時々日本のお友達がうらやましくなって、うるうると泣いちゃうこともあります。そんな時はパパもうるうるとしてきます。
それでも最近はここにいる目的を理解してくれるようになりました。
「ぼくここでがんばるから、なにしたらいいかおしえてね。」 この一言で報われた気がしました。



まさに一喜一憂です。  今日は一日 ありがとう。









どう考えても違うような気がするシリーズ。



(シリーズなのか??)こんなんスイッチカバーにしたら、火事になりますから。ブナ材使用してないし・・・



ちょっといい話

2013年11月25日 | ニュース
先週、バスターミナルで発車の時刻を待っていた路線バスの運転士、劉さんのお話。

いつもは、他人の事なんて気にも留めない様子の中国です。だからこそのいい話です。



いつものように運転席で乗車する乗客を確認していると、赤ちゃんを抱いた女性が乗り込んできました。
見たところ高熱を出してうなされている様子。母親から「このバスは何時に出ますか」と尋ねられ、「どこまで行きたいんだ?」と聞くと「この先の医院までです」。



運転手は、発車時刻まであと10分もあるにもかかわらず、これは一大事と、すぐにバスを発車させました。
バスはすぐに医院につき、そこで母親を下すことができました。でも朝早すぎて、まだ開いていなかったのです。

その様子を見ていた運転手の劉さんは、バスを降りて叫びました。「バスに乗りなさい。そこで待っていても辛いだろう。もう少し先に行けば別の病院があるから!」

赤ちゃんの容態はみるみる悪化し、けいれんが始まりました。泣きながら救急車を呼んでくれないかと訴える母親の姿を見て、劉さんは大声で聞きました。

「乗客の皆さん、救急車を待っていたら間に合わない。私は今すぐこの小さな命を病院に送らなくてはいけない。皆さん、ちょっと待っていただけますか」

乗客の理解を求めたうえで、バスの緊急灯のボタンを押し、猛スピードで走りはじめました。
乗り合わせた人たちから「いいよいいよ」「いそげ!」などと応援されながら
途中の駅を全部すっ飛ばし、10分で到着することができました。


若い母親:「運転士さんは本当にいい人です。赤ちゃんを助けてくれてありがとう」

中国の人は普段は、偉そうに無愛想にしていますが、本当は情が深いのです。
通勤時間に怒ったこの事件ですが、この運転士をとがめる人はいないのでしょうね。。

遅刻なんて別に何とも思っていませんから。これもまた美徳なのか。







弟に読み聞かせをしてくれる最近のお兄ちゃん






低頭族

2013年11月22日 | ニュース
最近中国で話題となっている,この族はいったいどんな族なのでしょうか?

すっごくけんそんな部族??ではありません。こんな人の事・・



スマホの大流行で、どこへ行っても画面を見るために頭を下げている人たちの事です。

ツイートする、ニュースを見る、、ゲームをする、ドラマを見る・・・調査によれば、ユーザーは1人当たり週平均12時間携帯電話でインターネットをしているらしいです。



店番のおばちゃんも、ピコピコやっています。

低頭族の危険は、ドライアイ、腱鞘炎、抑うつ症状、健忘症・・・などなど、


「低頭族」がかかりやすい抑うつ症状や健忘症は、ネットでは「デジタル痴呆症」とも呼ばれているそうです。
「デジタル痴呆症」とは、自分や親戚・友人の電話番号すら覚えることができず、電話で話した内容も、電話を切るとすぐに忘れてしまうほどの記憶障害。

ある大学の主任は「長期的にデジタル製品に依存していると、確かに記憶力に影響を及ぼす」として、「人の脳において、記憶を司るのは主に海馬だ。微博など、デジタル製品に過度に依存していると、大量の無用な情報が大脳に入ることになり、有用な情報に対する大脳の処理能力が低下してしまう。こうした依存から脱却するのは難しくない。節制を保ち、携帯電話から離れることだ」と語っています。

頭を上げて歩くことにしましょう。

ですが、上げ過ぎにも注意しましょう。



亮亮のように、野菜で栄養をちゃんと取りましょう。



マクドナルドの限定メニューで、愛も摂取しましょう。6元で手に入る愛・・・





私もスマホユーザーの一人として十分気を付けます・・・