育パパの一喜一憂----大陸編

育児をするパパのことを育メンというらしいのですが…

分別意識

2011年08月25日 | 日記
日本にいるとき、ゴミの分別で悩むことがよくありました。これは「燃える」なのか「燃えない」なのか?がんばれば燃えるけど、がんばって燃やしてはいけないものなのか?  粗大ゴミの分別なんかは市町別のガイドブックを見ないとわかりません。説明書嫌いな私は、読むのが面倒で、よく清掃工場に電話して聞いていました。

しかし!その点、ここはそんな私向きの土地といえるでしょう。分別意識は全くない!!一応最近になって、「ゴミの分別をしましょう」と広告で呼びかけられていたりはするのですが、そんなことはお構いなし。歴史の長い中国をそう簡単に変えられるものではないようです。

というわけで・・・。


このように道ばたのゴミ箱に平気で生ゴミと消化器が捨てられているのも、別に珍しくはないのです。(私にとっては驚きだったのでつい写真を・・)
我が家のゴミも当然、ごちゃまぜひとからげに袋に入れて玄関前に捨てるシステムになっています。不思議なことに数分後には必ず無くなっています。何時に出してもすぐになくなります。いったい誰が持って行っているのか???まだ顔を合わせたことがありません。暇なときに一回顔を見てやろうと思っているのですが、この4ヶ月一度も見たことがありません。私の勝手な想像では・・・。(想像1)素早い動きの老婆がこそっと持って行っている、あるいは(想像2)小さな少年グループが小銭をもらって集めて回っている、のではないかと。帰国するまでに正体をみてやろうとおもいます。

もう一ついつも感心することがあります。それは路上でペットボトルの飲み物を飲んでゴミ箱に捨てると、どこからともなく「おばちゃん」がやってきてペットボトルだけを拾って持って行くという現象です。いったいどこから見ているのだろう???いっつも必ず出てきます。素早く捨ててもだめです・・・見ています。紙にくるんで捨ててみました。すると・・・さすがにわからなかったようで、出ては来ませんでした。でもこれはちょっとかわいそうなのでやめました。ところで昨日「彼女たちはどこから見ているのか?」というその謎がとけたのでご報告します。実のところ彼女たちは私たちが飲んでいるときから目を付けていたのです。まさかと思いますが、本当らしいです。友人と待ち合わせをしていて飲み終わったペットボトルを捨てようと思ったそのとき!?まだ捨てていないのに彼女はやって来ました。本当に「お疲れ様です」。生活のために一生懸命です。一日集めていったい幾らになるのか知るよしもありませんが。
こんな風景をみていて、わかったのはゴミの分別はある意味自発的な方法でなされていると言うことです。ある人はペットボトルを、ある人は段ボールを・・・回収していくので後には燃えるゴミしか残らない。それを収集車が回収していくというわけです。なんと合理的な!!改めて中国の歴史と習慣に感銘しました。

中国の地面は汚れていますが、青空はきれいです。


そしておいしい!


安い!


カレーにはちょっとがっかりしたりして


では




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (totti)
2011-08-27 23:44:20
なんというシステム…( ´゜д゜`)
いったい、何をゴミ箱に捨てたら怒られるんでしょうね。
返信する
Unknown (つか)
2011-09-01 11:17:28
その正体早く知りたいよ~
返信する

コメントを投稿