育パパの一喜一憂----大陸編

育児をするパパのことを育メンというらしいのですが…

中秋節の出来事

2013年09月23日 | 日記
何事もなく過ぎ去った中秋の節句。

仲秋の名月を見ることができたのはちょっとうれしいことでした。



ここで月を見ることができるのは本当にまれです。ですが、19日の夜勉強の帰りに家族で見上げた月はきれいなきれいな満月でした。

中秋の夜は、月がもっとも明るく、もっとも丸く、月の光ももっとも美しいといわれています。中国人は月の丸いのを団らんの象徴と見なし、このため旧暦の八月十五日を「団らんの節句」とも呼んでいるわけです。これは本当に中国人らしい考え方だと思います。



家までの帰り道



道を歩いていると、やたらといろいろなところから「ピーヒョローピーピャラー」と物悲しい電子音が聞こえてきます。

音の源はこれ。



これは近所のお茶屋さんの店先です。お姉さんがこの祭壇の前で月に向かってお香を高く掲げたり、礼物をささげたりしています。おかげで外は煙でモクモクしており、大変です。

「男は月を拝さず」という言葉があって、供え物をする担当は決まって女性の仕事だそうです。カッコよく言っていますが、中国人男性の性格上めんどくさいだけでしょうね。

中秋の夜はとにかくにぎやかに過ごすというのが中國風の昔からの風習のようで、酒屋の店頭は美しく飾り、灯篭をかかげ、名酒を売り出しています。果物屋は果物を表に供えて並べ、夜の市は大盛況、路上では争って酒を飲んでいます。

昼間っから、爆竹が鳴りっぱなしだったので、やかましい一日でしたが、夜もにぎやかでもうしばらく眠れそうになさそうです。





その時、ママが空に向かって「金星だ!!」



えっ?二つ?

よく見るとゆっくり動いていることがわかり、「ヘリこぶたーだよ」

もっとよく見るとゆっくり上昇していることがわかり、もしかして・・・

正体は先週も紹介したこれでした。



あっちこっちからふわふわと上がり、にぎやかな夜の空を演出していました。

そして家に近づいたころ、大きな段ボールにいっぱいの何かを運んでいる親子に遭遇。明らかに不審です。明明が、どうしてもどうしてもついて行ってみたいというので、そっとついて行きました。そしたらこんな光景が。



団地の公園のど真ん中で派手に何かを燃やしています。これは香斗と呼ばれるものらしく、燃やすと煙や火が盛んに出るので、その煙が祖先に対する敬虔さを表すものとされたようです。


亮亮の心配。
「明日掃除のおばちゃん大変だろうね。」

確かに自分で燃えカス掃除までするとは到底考えにくく、しばらく公園での遊びを断念しなければならなくなる明明亮亮であった・・・






1:優衣庫・・・・どういう意味でしょうこの中国語?


答えは明日の朝刊で。



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