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YOUTH

青春とは人生のある期間ではなく 心の持ちかたを言う
by Samuel Ullman

写真のデータストレージを考える

2009年02月12日 | コンピュータ
写真の先生である高野経将先生から、写真データの安全な保管について相談されたので考えてみました。

先生のコンピュータには250GBのHDDが3台入っています。1台はOSやプログラム用です。残り2台に、作業の進行に合わせたデータが別々に保管されています。バックアップ構成ではありません。

とにかくデータを失わないことを優先に考えるということですので、「誤った操作による削除」でなければ、HDDのRAIDで対応できそうです。
また、最近のプロ用デジカメでは1画像の容量が20MBを超えることもあるので、いくら大きなHDDでRAIDを構成してもいずれ一杯になります。その後をどうするのかも考える必要があります。
ある写真家は、外付けハードディスクの同じ製品を2台ずつ購入し、1台はバックアップとして使っているようです。DVDでバックアップをとる方法は作業効率からいって、既に現実的ではないそうです。

そこで、外付けのRAID1構成可能な外付けHDDを、データの容量増加に併せて次々と購入する というのが最も効率的だとの結論を出しました。
外付けにはUSBが一般的ですが、今後はe-SATA接続でしょうか? このように接続方法が変更になる可能性があると、MO(Magneto-Optical disk)やMD(MiniDisc) がそうであったように、将来装置が無くて読み出しできなくなる可能性もあります。となると、LAN接続のNASがもっとも有力だと思います。
RAID対応NASを選択することによって、作業のために一度PCに保存したデータをバックアップすればよいことになります。ひとつの装置が一杯になったら、また新しい製品を買い増せばすむことになりますので、データがいくら増えても大丈夫です。

それならPC本体はどうでしょうか?
不幸なことに先生のPCのマザーボードにはRAIDの機能がついていません。ここは迷わず、AdaptecのRAIDホストカードを導入でしょうね。e-PCI x8 に刺す仕様ですので、空いている x16 を使うことが出来ます。

と、ここまで考えたところで、近所のPCショップで2TBのRAID対応USB接続HDDが24,700円で売りに出てました。ホストカードより安いんですもの・・・。11時に開店のところ、20分間列に並んで無事にゲットできました。かくして企画は実行段階で大幅に変更となったのでした。


次は、旅先でのデータ保存について考えます。 to be continued.
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