Ｖプレミアリーグ女子ファイナル３、久光製薬が勝ち上がる

3/11,12に京都の島津アリーナで久光と日立でファイナル３を行いました。結果は久光の2連勝でした。久光はポイントゲッターの長岡選手がファイナル6最終戦のＮＥＣ戦で怪我をしてしまいどうなるのかなとも思っていたのですが、野本選手が活躍しました。決定率は決して高くはないですが、バックアタックを打ったりしてましたね。2試合で活躍が光ったのが新鍋選手です。レフトからもライトからもスパイクを打って大分決めていましたね。守備には定評が以前から有りましたが、攻撃もレフトライトに関係なく上手くなった気がします。石井選手、岩坂選手も打数が少ないですが、効果的に決めていましたね。セッターは古藤選手でした。レギュラーラウンド、ファイナル６は中大路選手がレギュラーでしたが、ファイナル６はベテラン古藤選手をスタメンに入れてきましたね。やはり長年トスを合わせてきていることもありますが、彼女も34歳の既婚者ということも考えるともうそんなに現役は長くはないと思います。やはりまだ世代交代が完全には出来ていないんだなと思いました。

日立は土日ともにミスが目立ちました。土曜日はポイントゲッターの渡邊選手の決定率が40%台だったみたいですが、日曜日にはスパイクアウトなどのミスが目立ち16%台で栗原選手と交代させられていました。今まで崩れる事が少なかった遠井選手も途中で高校の後輩で高卒2年目の間橋選手に交代をしていました。間橋選手の決定率は50%台だったみたいで、これから活躍が期待できるという意味では明るい材料となったのではないかと思います。ジャクソン選手も決定率は50%台だったのですが、もう一人のセンター井上選手の決定率が悪く、殆どアタックでの点数が取れていないという感じでした。内瀬戸選手も両日ともに決定率が悪かったですね。サーブレシーブが乱されたというのもあるんですが、サイドの攻撃に頼りすぎているという印象で日立らしい勢いというのを感じられませんでした。

私は両日とも録画でNHKBS1で観ました。
ファイナルも女子は金曜日と土曜日にリアルタイムでやるようなので、ファンの人は録画を忘れないようにしましょう。ファイナルはＮＥＣｖｓ久光です。私は会場には行きませんが、是非ＮＥＣが優勝して古賀選手がＭＶＰに輝いている姿を見たいと思います。
横浜ではチケットが両日売り切れて全然買えなかったのですが、島津アリーナはガラガラでした。やっぱり木村沙織選手見たさでチケットが売れていたみたいですね。来年は是非1試合はファイナル３に行きたいですね。今シーズンは来週で終わり、深谷でのオールスターが終わったら全日本の練習が始まると思います。中田監督がどんな人を選ぶか楽しみですね。