今朝のお供はこの本。
写真だけをパラパラと見ている。
ジーンズが子供たちの世界にも憧れとして浸透してきた頃の話だ。
ある日、クラスメイトが顔に青アザをつけて登校してきた。
お年玉でGパンを買いたいと言ったら「この売女!」と殴られたのだ。
売女?意味もわからなかった。
そして辞書で調べてショックを受けた。
後日、いろいろとわかったことがある。
彼女の継母はおしゃべりだった。
最初の妻は色っぽくて魅力的だったこと。
娘が妻に似てきたこと。
その妻は他の男性と駆け落ちしてしまったこと。
継母が許せなかったのは前の妻を憎みながらまだ愛していること。
私がその女の残していった子を育ててるのに。
「Gパン」「かけおち」「売女」がどう繋がるのかはわからない。
父親には許せなかったのだろう。
酒乱ぎみであったのも知っている。
彼女に最後にあったのは銀行だった。
彼女はカウンター内にいた。
父親の元をさり母親に引き取られたのだという。
愛憎もジーンズも一筋縄にはいかない。
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