今朝は日本茶。
お供はこの本にした。いつも傍らにいるはずの猫はいない。
私よりおやつカリカリが魅力的らしい。
お正月の二日は目黒の祖母の家と杉並の大叔母の家に寄った。
祖母の所は楽しかったが
大叔母の家は違う。
人が集まっているのにしんと静まりかえっている。
みなが緊張している静けさなのだろうか?
子ともの私には居心地最悪であった。
暖房は火鉢のみの広い座敷。
まだ「ちり紙」の時代であった。
離れのお手洗いは広く大きく幾つもあった。
ちり紙は灰色の硬い紙質だ。
だが母屋のお手洗いにあるのは白くて柔らか(今ほどではないが)だった。
私はこれも嫌だった。
母屋への挨拶は親族のみが伺う。
なんかもう全部いやだった。
いい年をして今さら言ってしまえば暴れちゃえば良かった。
というか言いたいことをはっきり伝えれば良かった。
正直に偽らず場に飲まれず。
子供だったのだからそれでいいのだ。
社会的に両親の不利益になるでもないし。
あら、やっばり私は損得勘定をしているようだ。
暴れないでよかったかな。こずるい暴走は自分がいやだもの。
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