遠い昔、女性週刊誌が書き立てた。
常陸宮妃華子さまがスナックに遊びに出掛けたという記事だ。
叔母は溜め息をついていいじゃあないか、スナックくらい。
あんな亭主なんだよ、つまらなかろうよと言った。
皇族であろうとも確かに「亭主」である。
貧乏皇族だから金で買われた妃であるともそのまた昔に書き立てられた妻でもあった。
銀座の頃にさ常陸宮のクラスメイトの客がいたんだよ。
常陸宮は純粋といえば純粋な心の持ち主さ。
客が言ってたよ。
放課後、一緒にかえろう。校門で待ってろよと言うと暗くなるまで待ってるって。
護衛官はうんざりしてただろうよ。
だけどね、常陸宮は怒らない。
そして何度でも騙されて待つんだって。
その純粋さにぼだされるというより子供たちはバカにするばかりだったそうさ。
華子さまも退屈だったんだろうよ。
気の毒にね。
そこらのおばさんに皇族の妃である華子さまは同情されているのだった。
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