昭和のアニメ動画を見た。
ふっと思い出す。
昭和ムーミンと言うらしいがあの時のミィの手は白かった。
「ミィの手は黒だ」と子供たちと揉めたことがある。
ミィの手を白くしたことは作者のトーベヤンソンも抗議したらしい。
だが、日本の子供は黒い手はバイ菌だらけの手だと感じてしまうからと押しきられたそうだ。
子供の感性は柔らかだ。
黒くても大丈夫だったと思う。
あしたのジョーでは力石とおるの仮想葬儀で大人たちが怒っていた。
私は「これだから大人って奴は」なんて感じてた。
でも近所のおばあさんが言ってた。
「いもしない人の葬式かい。私だって戦死した息子の遺体がある葬式をしてやりたい。平和になったもんだね」
老いも若きもそれぞれに人生の背景があるのだ。
言葉も考え方も変化してくる。
自然なことなのだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます