糖鎖(とうさ)とは、体の機能、細胞のアンテナ、免疫、脳神経、しわたるみ、など若返りのもととなって体をコントロールします
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脳機能を高める栄養素とは!
脳細胞数は1才で最高に達し、その後減少していきます。しかし、脳神経は、刺激を与えることで、何才になっても伸ばすことが出来るのです。このサイトでは糖鎖栄養素の補給によって、脳神経を伸ばすことや情報伝達部質の働きを高めることで脳機能を高めていくことをお伝えしています。
細胞には、新しく再生するものと、誕生と同時に老化を始める、非再生系の細胞とがあります。後者は、脳細胞、心筋細胞です。これらの細胞の老化は避けられないと今までは言われてきました。しかし最新の研究によると、成人の脳の一部には神経細胞の再生を行う幹細胞が存在することがわかっています。
興味深いのは、「糖鎖栄養素は幹細胞の再生を促進できる」といわれていることです。糖鎖栄養療法で、脳機能の向上、造血幹細胞の増加、怪我の修復・・などの情報から研究が進むことが予想されます。
糖鎖環境をよくする事が脳機能を高める、と言うことは今までにも紹介してきました。脳機能を高めるためには、次の3つの項目が重要になってきます。
1、糖鎖の原料である8種の必須糖質の摂取
2、必須脂肪酸であるオメガ3(DHA・EPA)の摂取
3、脳のリン酸脂質(フォスファチジルセリン)の摂取
1、糖鎖の原料である8種の必須糖質の摂取
こちら⇒ 糖鎖栄養素について!
2、必須脂肪酸であるオメガ3(DHA・EPA)の摂取
DHAは、必須脂肪酸のαーリノレン酸をもとに体内でも作られます。脳には厳しい関門があって、脳に必要な栄養素しか通さないようになっているのですが、DHAはブドウ糖と同じく、その関門をすいすい通過します。似ているものにEPAがあります。
オメガ3は、青魚のオイルが有名ですが、ダイオキシン、水銀、鉛などの有害物質を分子蒸留法で除去した製品のみが、安全と言えます。そうでなければ、重金属の蓄積で、脳にダメージを与えてしまう事にもなりかねません。記憶力、脳の血流、妊娠中に摂ることもお勧めします。胎児の脳形成に大きく貢献します。
亜麻仁オイルやエゴマオイルはオメガ3へ体内で酵素転換す必要があり、日本人はその力が弱いと言われています(魚を食べる文化で直接EPA、DHAを摂取してきたため)魚から直接摂取できるサプリメントがおすすめです。
3、脳のリン酸脂質(フォスファチジルセリン)の摂取
フォスファチジルセリン(PS)聞きなれない名前ですが、PSは加齢によって生じる神経伝達障害、代謝の衰え、脳機能の修復改善になくてはならないリン脂質です。
シャッキリ、すっきりさえた毎日お送りたいですよね。誰にでも「あれ?何だっけ、ほら、あれ?」という経験はあるはずです。「あれ?」や「うっかり」は改善できるのです!
子供から受験生、認知症予防まで”冴えた毎日”を送りたい方にお勧めです。
製品情報
ホスファチジルセリン/300mg(2カプセル中)60カプセル 大豆由来
レシチン、アロエベラ葉肉粉末、米デンプン、トレハロース、増粘剤(アラビノガラクタン、トラガントガム)
フォスファチジルセリンは、とくに、神経細胞やシナプスの膜に多く存在し、アセチルコリンやドーパミン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質の放出やシグナル伝達に関与しています。1日300mg~600mgの摂取を推奨。
フォスファチジルセリンの頭脳への有益性
記憶力の改善作用 神経保護作用 抗ストレス作用 抗うつ作用
脳の老廃物排出 脳内血流の増進
認知症患者33人にPS300mgを8週間摂取したところ、有意義な改善が認められた。
スポーツ選手も取り入れています。 筋肉の疲れによる、運動後の苦痛を改善し幸福感を増すことが出来ることが分かっています。ただし、1日600~800mgのPS摂取が必要とされています。また、精神的ストレス状態になる若者に高揚感を与えると報告されています。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)の子供たちにもPSが有効であるという臨床結果があります。(200mgのPSを2か月間摂取)
他にも、睡眠時間の短縮、気分良く生活できた、、集中力が増した、成績が上がった、などといった声も多くなっています。
電気信号の伝わりをアニメーションで見てください。レシチンが活躍する場所です。正常な神経伝達部質の生成は糖鎖とレシチンに大きくかかわっています。
普段の食生活が適切なものと仮定しても以上の3つの項目は、積極的に取り入れていきたいものです。
糖鎖異常が脳細胞を攻撃する 時事通信(2009/12/08-06:54)
細胞膜に存在する糖の分子「糖鎖」に異常があると、免疫の過剰な活性化を引き起こしてしまい、自らの脳細胞を攻撃、アルツハイマー病などの病状と類似した脳の神経変性につながることを、名古屋大の古川鋼一教授らの研究グループが7日までに突き止めた。研究結果は米科学アカデミー紀要の電子版に掲載される。
古川教授によると、糖鎖はグルコースやガラクトースなどの糖が連なった分子で、主に細胞膜に存在。細胞内外の物質や情報のやりとりを担っている。細胞膜に存在する特定の糖鎖が欠損したマウスで実験を行ったところ、免疫機能が過剰に活性化し、自らの脳細胞などを攻撃。細胞は炎症を起こした後、死滅して脳神経の変性を起こすことが判明した。
アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経疾患も、脳神経の変性が原因となっていることから、研究成果がこれらの治療法のヒントになる可能性もあるという。
脳にオメガ3脂肪酸 杏林大学医学部古賀良彦教授
「物忘れ(アラ?現象)は、確かに脳の衰えを示すサインといえる。
実感している人は、40代から脳の健康対策をぜひ行ってほしい」脳の主な機能は「認知、判断、行動」で、この中の「認知」の軸となるのが「記憶」だ。この記憶力から脳の衰えが始まり、記憶力を補完する意欲や注意力も衰えてくる。
こうした脳の衰えを防ぐには、「脳を守る」「心を元気に保つ」「活動的に過ごす」の3点が重要だという。
「脳を守る」ためには、脳を働かせるトレーニングもいいが、まず食生活を見直すことが大事。具体的には、脳の構造と機能を支える栄養素、
特にアラキドン酸とドコサヘキサエン酸(DHA)などの必須脂肪酸を積極的にとる必要があるという。つまりオメガ3系脂肪酸を積極的に摂ることです。
■米メリーランド大学メディカルセンター(ボルティモア)によると、オメガ-3脂肪酸による利益には以下のようなものがあると言われています。
・悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす。
・高血圧を改善する。
・心疾患を予防し、心臓発作リスクを軽減する。
・脳卒中リスクを軽減する。
・糖尿病管理に役立つ。
・関節炎の痛みを緩和する。
・減量を助ける。
・骨粗鬆(しょう)症を予防する。
・統合失調症、うつ病、双極性障害(躁うつ病)などの精神疾患リスクを軽減する。
オメガ3系脂肪酸の記事
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