本当にちょっとした日記

身の周りにあった何気ない出来事を、ただ書いていこうかと思います。

セミナー

2007-10-29 00:23:27 | オステオパシー

 二日間、仕事を休んでしまいました。
予約の電話をかけて頂いた方、申し訳ありません。
来年の5月まで、毎月休みます。

 遊びに行ったわけではありません。
実は福岡での二日間泊まりがけのセミナーです。

以前ここで書いたように、一度オステオパシーのセミナーから離れて別の手技も習いに行き、取り入れてみようと思っています。

 オステオパシーは「Find it,Fix it,Leave it alone.」という創始者の言葉が示すように、「後で調子が良くなってきた」と言われる方がほとんどで、わたし自身の力不足かもしれませんが、その場で目に見えて効果があったと感じる方はあまりありません。しかしまた、「即効性がある治療法は、効果が長続きしない」というのもある程度は事実です。
 しかし、今習いに行きだした治療法は、「即効性があり、しかも効果が続く」という夢のような治療法らしいです。

 奈良を朝4時に出て福岡に着いたときは、「もしかしたらとんでもないことをしてしまったんじゃないか」と不安になりましたが、集まってきた人は17名、みんな個性のある面白い人ばかりで、すぐに緊張も解けました。

 メンバーは整骨院の先生が多かったです。今、整骨院は「保険のきくマッサージ」という認識が多いですが、一般の人は、整骨院が「マッサージをしてはいけない」ということを知りません。また、「肩こり」や「疲労性の腰痛」なども保険で治療してはいけないことも知りません。よく、「肩が凝ったから整骨院で揉んでもらった」と言っていますが、それは、その方の通っている整骨院が「ダブルで違法行為をしている」と言いふらしていることになるわけです。
 ここ最近、「整骨院での保険を使ったマッサージ」が問題視されつつあるのに危機感をもっている先生も多いはずです。でも、大抵は「みんながやってるから、大丈夫だろう」と思っています。
 セミナーに集まってきた先生は、今こそ本当の「治療所」にしたいと考えている先生ばかりで、「もうマッサージは止めた」と言っている先生もおられました。
 
 みんな紆余曲折してたどり着いただけあって、真剣そのもの。そうかといって、「お金を払ったんだから、ちゃんとやってもらわないと困る」というような、融通の利かない人でもありません。アットホームな雰囲気で、二日間あっという間に終わりました。
オステオパシーのセミナーは有名な先生なら80人ぐらいは集まります、オステオパシーは修了証の収集家が多いですからね。セミナーの雰囲気も、威張り散らして、質問も許されないようなセミナーが最近多いですから、それに比べたら人数は少ないかもしれませんが、先生も受講生も「患者さんを治したい」という思いがひしひしと伝わってきました。
 

 セミナーの感想はというと、オステオパシーの神様と言われた「古賀先生の治療法」に似ていると感じました。理論も手技も。これはオステオパシーと言っても違和感はないんじゃないかと思いました。
 実技は簡単なようで難しいです。でも、上手くなれば可能性を感じる手技でした。

 来月、また行ってきます。

 



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