
美丘 石田衣良 著
石田衣良氏の「セカチュー」。でも そこはこの作者、その終りは・・・
全43節でなり、20節で転換、37 38節で頂点。
実は20節までは飽きてしまいそうでした。設定や背景が綴られて 後ほどそれが効いてくるのですが・・・
読みながら感じていたのは これはドラマの設定台本も兼ねているのではないかということ。
実際にはこのエンディングは難しいでしょうが
例えばこんなオープニング
光があふれる病室。
ベットとその脇に立つ赤い薔薇を持った突っ立た赤い髪の人影。
光の中でその表情は見えない。
そして光の中に融けていくように語りが重なり物語がはじまる。
レンズ表面に光をいれてフレアを出させる。
あのレンズならば きっと (^_^)
そんな写真をエルマーで撮れればと思います。(笑