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地震除け護符、守り札としての鯰絵(なまずえ)八十八画像を公開!

2013-11-30 04:33:13 | 日記

安政の大地震後に、護符や守り札として人気になった鯰絵をあなたにも!
鯰絵(なまずえ)は江戸時代に、ナマズを題材に描かれた錦絵で、大鯰が地下で活動することによって地震が発生するという民間信仰に基づいており、1855年(安政2年)10月2日に起きた安政の大地震の後、江戸を中心に大量に出版され、一部は地震の護符や守り札とされた。
たとえば「地震のまもり」と題された鯰絵(下段左)がある。鹿島大明神に連行された鯰が天照大神の前で、梵字が記された詫び証文に手形を押している図柄をもつ。文中にこの梵字を家の四方角と天井に貼っておけば、たとえ地震が来てもこの家は被害がないことが記されている。
鹿島大明神が登場している鯰絵では、ほとんどの場合鯰を押さえつけている様を描いている。鯰を抑ええつけている主な道具は、要石か刀剣、瓢箪である。鹿島大明神が描かれている鯰絵は「護符」としての機能があるものが多い よく登場しているキャラクター・モチーフを挙げると、地震鯰/鹿島大明神/庶民(地震によって損、得をした者など職業も様々)/恵比寿神/雷神/火神/大黒/伊勢神馬/瓢箪/要石、などがある。
(参考:村松 彩乃 鯨絵研究)

鯰絵(なまずえ)八十八画像公開ページ

    



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