渡来ジンのもぐもぐ日記

栃粥

郷土料理と聞いて思い付くものはいくつかあるが、その1つに栃の実を使ったものがある。

一見すると、栗に似た外見だが、トゲトゲのイガに包まれておらず丸っこい、灰汁抜きをしないととても食べられたものではないなどといった違いがある。

生まれ育った地域では、秋に収穫した栃の実を灰汁抜きして、冬に食べた。

お粥の具として、或いは、お餅に混ぜて。

左義長や餅つき行事の際にふるまわれた。

白いお粥に黄色い栃の実。

わずかに残る苦味も良いアクセントであり、寒い時期にはもってこいの料理だった。

コメント一覧

渡来ジン
マダムさん
少し調べてみましたが、食材としては古く、縄文時代から食べられていたようです。
山村に住む人たちにとっての保存食として知られているようですね。
現代では、街路樹に使われていたりもするとか。高級木材らしいです。
マダム
栃の実、馴染みが無いです。
渡来ジン
まるこさん
そうそう、それです。
御存じでしたか。
まるこ
栃餅って聞いた事がありますが、あの栃の実ですかね?お粥に入れるんですね。初耳です。栃の実は処理が大変と聞きます。
なかなか手の込んだお粥ですね。
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