再び「龍馬伝」です。ついにあの有名な「船中八策」が出ました。そして薩土同盟です。
ところで、この「船中八策」ですが、私も前述の本(「坂本龍馬の『贋金』製造計画」)を読むまでは、最初の方ばかりを注目していましたし、今回の「龍馬伝」でも、さまざまな人物の出会いの中でその結論としてこの「船中八策」があったと描かれていました。これも私も同感ですし、感動しました。
ところで、前述の本(「坂本龍馬の『贋金』製造計画」)の少しだけネタばらしをします。
この本では、龍馬が非常に他の志士とは違い、「経済」(カネ)のわかる人物だったとしています。誤解を招くといけないので補足すると、ただ、「経済」(カネ)のことを考えたのではなく、私利私欲ではなく、いかに「日本人を食わしてゆくか」ということです。そのルーツは他の志士にはない脱藩、浪人という時代にあり、そこで培われたということでした。
話を元に戻すと、この本の作者は「船中八策」の最後の項目「金銀の価値を外国と共通にすべきである」に注目して、この持論を証明している。ちなみにこの作者によると、龍馬は単に大政奉還による平和的政権交代という策だけではなく、あらゆることを想定して、策を練っていたというのである。その一つが「幕府から貨幣の鋳造権を取り上げる」という策である。国の根幹が経済、財政であることを誰よりも知っていたのが龍馬だというのです。この事にも同感である。そういう観点から「龍馬伝」「龍馬」を見直すのも大河ドラマの醍醐味ではないでしょうか。
さて今日は少し趣向を変えて、私の読んだ本の紹介です。
少し前のことですが、ウォーキングの途中で書店に行って見つけた本です。
龍馬の本は今年いろいろ出ているのですが、一冊も読んでいません。
しかし、この本は少し違った龍馬の魅力に迫るものだったので読んでみました。
テレビや大河ドラマには決して出てこない龍馬の姿がありました。
詳しくは書きませんが、龍馬の真実を知りたいあなたには、おすすめです。
読み終わってさらに龍馬が好きになりました。
ご無沙汰です。季節も10月に入って、少し寒いぐらいになってきました。
さて、「龍馬伝」もいよいよ大団円が近くなってきました。
前回の放送では、土佐の上士と下士が感動のシェイクハンド(握手)を行いました。
第1回の放送で、下士が不当な差別を受けていた場面がありましたが、ここに来てついに上士と下
士の感動的な和解がなされました。私はこの事がとても感動致しました。
龍馬が弥太郎に言っていたことが実際に実現したのです。本当に感無量です。
でも、この龍馬が…残念です。でも最後まで応援していきます。