豊田市のツボマイスター

剛鍼灸院豊田です。自律神経失調症、不妊症、逆子、メニエール病、突発性難聴専門治療院。お気軽にご相談下さい。

触れ合うことででる”幸せホルモン”

2018年09月14日 | ホスピス・緩和ケア
みなさんこんばんは

大型の台風や

その後のすっきりとしない天候で

体調を崩してはいないでしょうか?

先日もあいにくの雨でしたが

名古屋で行われた

一般社団法人全国鍼灸マッサージ協会主催

~“触れる”という
 コミュニケーションのちから~

学術大会に参加してきました


講師は石垣靖子先生

平成のマザーテレサと呼ばれている方です

石垣靖子先生は

長年、看護師として

患者さんと直接関われる

臨床現場を望み

ガンにかかられた方や

そのご家族などに

寄り添い続けてきた
とても素敵な先生です

「普段着でのホスピスケア」を目指し

患者さんにより近く

支えながらともに歩める医療者として

活躍されてきました

患者さんの「病気」ではなく

ひとりの人として歩んできた

「いのちの物語」を大切にし

その人が生きてきた物語(人生)

を見つめ

最期の時まで

その人らしく過ごせるケアを

されてきた方です

今回の講演では

コミュニケーションとは

会話ではなく

人と人との温かさの交換である

というお話しがありました

そして

人と人とが触れ合う大切さ

をお話ししてくださいました


人は親しい人に

体に触れられたときに

脳から「オキシトシン」という

ホルモンが分泌されます

このホルモンは

“幸せホルモン”や“癒しホルモン”

ともいわれています

オキシトシンには

・不安やストレスを軽減させる
・安心感や信頼感を高める
・痛みを緩和する
・血圧を下げる
・子宮の収縮を促して陣痛を促進させる

といった働きがあります

このスキンタッチは

医療や介護のなかで

特に、緩和ケアやホスピス

といった分野で取り入れられています

それだけでなく

育児の中でも

親と子の触れあい

こどもの成長には

必要不可欠なものです





近年、IT化が進むなかで

コミュニケーションをとる方法は

スマートフォンなどの

インターネット上であることが多く

同じ空間にいても

顔を合わせることもなく

話を交わすことも少なくなっています

医療現場では

過剰な感染予防の観点から

コミュニケーションが減少している

といったこともおきています

また

患者さんの体を診るのではなく

検査上のデータや数値に

とらわれてしまっている

データは情報のひとつでしかなく

情報だけにとらわれ

病気のみを診るのではなく

患者さん自身を診なければいけない

ともおっしゃっていました



わたしたち鍼灸師は

患者さんから状態を伺い

さらに

患者さんの体に触れ

治療を行いますが

日頃から

患者さんの病気のみを診るのではなく

患者さんの訴えるものは何か

患者さんにとって何が大切なのか

その患者さん自身を診て

治療できているのだろうか

と改めて考える機会となりました

今後も

患者さんひとりひとりのために

追及していきたいと思います






剛鍼灸院豊田連絡先




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  逆子・不妊治療専門
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  剛鍼灸院 豊田 豊田市大林町15-6-5
  Tel:0565-27-4689
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