つるりん三姉妹とその家族

どこにでもいる家族"つるりん一家"に起こった数々の出来事。

虫嫌い

2012年05月17日 | 小学生の頃


アーつるりん、サオつるりん、チィつるりんの3人姉妹がまだ小学生の頃

子供部屋に蛾が入り飛んでると大騒ぎしていた。

どうにも出来ず、ママつるりんに助けを求めた。。

明るいうちに進入していた蛾が電気を点けた途端に飛び回ったようだ。

3人姉妹も大の虫嫌いだが、ママつるりんも大の大の虫嫌い。

とは言っても知らぬ顔も出来ないママつるりんは殺虫剤を手に立ち上がった。

子供部屋に行ってみると、確かにバタバタと蛾が飛び回っている。

しかもかなりデカイ。

この蛾がもしも子供部屋から他の部屋に移動したら

もっと面倒なことになると思ったママつるりんは

3人姉妹に子供部屋から出てドアを閉めるように言う。

さぁー勝負だ!と意を決して飛んでいる蛾に目掛け殺虫剤を噴射。

上手く命中したと思った瞬間、気が狂ったように蛾が暴れだした。

もう無理だ!と思ったママつるりんが部屋から出ようとするがドアが開かない。

押しても押しても開かない。

3人姉妹は蛾が部屋から出たら困ると思いドアが開かないように向こう側から押さえていた。

子供と言え3対1、簡単には開かない。

「開けて~~~!!」と叫ぶママつるりんの声で

ドアを押さえていた手を離した3人姉妹。

ママつるりんは気が狂ったように飛び回る蛾の恐怖からやっと開放された。

いくら虫が嫌いだと言っても親を蛾と一緒に閉じ込めるとは

なかなか良い度胸した3人姉妹である。




先生から連絡の巻き

2012年04月06日 | 小学生の頃



チィつるりんが小学1年生の時のこと。

チィつるりんの担任の先生から連絡があった。

先生からの衝撃的な言葉にショックを受けたママつるりん。

『給食 首 つった 来て下さい』

先生はこんな電報のような言葉で話したりはしなかったのだろうが

動揺したママつるりんの頭ににはこの言葉しか残らなかったようだ。

自宅から学校までは車で3~4分のところ。

直ぐに学校に行ったママつるりん。

学校に着くと元気なチィつるりんの姿が目に入った。

首をつったチィつるりんが・・・???

喜びと困惑とでヘナヘナになりながら先生に話しを聞いた。

チィつるりんが給食を食べ始めた時に首が(首の筋)つって泣き叫び

その様子がとても凄かったので先生は一応自宅に連絡したのこと。

先生は『首つった』と言ったらしいのだが

『首つった』と早合点したママつるりん。

早合点したことは認めるが

先生もせめて首の筋と言って欲しかったと

一人ブチブチ言いながら帰宅したママつるりんであった。





アーつるりん看病の巻き

2012年04月03日 | 小学生の頃


長女のアーつるりんが小学校6年生の時の出来事。

つるりん家一番元気なママつるりんが珍しく風邪をひき熱を出して寝込んでしまった。

その様子を見ていたアーつるりん。

どうにかママつるりんが元気になるようにと料理を作った。

アーつるりん 「大丈夫?何か食べた方が良いよ。」

ママつるりん 「ぅん、でも食べたくないんだよねぇ」

アーつるりん 「ママつるりんの為にゴハン作ったから少しでも食べたら?」

ママつるりん 「アーつるりんが作ってくれたの?」

アーつるりん 「うん!」

ママつるりん 「ありがとう!食べて元気にならなきゃね」

アーつるりん 「じゃあ、今持ってくるね」

アーつるりんが寝室まで運んでくれた料理。

それは"カツ丼"だった。

しかもお茶漬けなみの汁だく。

アーつるりんは「早く元気になってね」と言い部屋を出て行った。

風邪が良くなるようにとアーつるりんが作ってくれたカツ丼を

ママつるりんはどのようにして食べたのか覚えていないらしい。

ただアーつるりんの優しさは今も記憶に残っていると言う。

寝込んでいる間に小学生のアーつるりんが揚げ物をしたと思ったら怖くて寝込んでいられず

そしたら翌日には風邪は治ったそうだ。

そして、あの時アーつるりんは何故カツ丼を作ろうと決めたのか

ママつるりんは今でも疑問に思っているらしい。








サオつるりん給食の巻き

2012年04月02日 | 小学生の頃


次女のサオつるりんが小学校2年生の時の出来事。

学校から帰宅したサオつるりんにママつるりんが尋ねた。

ママつるりん 「学校はどうだった?」

サオつるりん 「今日の給食凄く美味しかったよ」

ママつるりん 「何が美味しかったの?」

サオつるりん 「ツクシ」

ママつるりん 「ツクシ?」

サオつるりん 「うん、ツクシ」

給食にツクシが出た話しは聞いたことがないし、つるりん一家でも食したことはない。

でもママつるりんは何となく閃いた。

ママつるりん 「そのツクシは何かに刺さっていなかった?」

サオつるりん 「うん、棒に刺さってたよ」

ママつるりん 「それはね、ツクシじゃなくて串カツって言うのよ」

サオつるりん 「へぇ~そうなんだ。今度作ってね」

急いで給食だよりを見たママつるりん。そこにはやはり串カツと書かれていた。

串カツとツクシでは随分違う。サオつるりんはどこをどう勘違いしたのか定かではない。

そしてツクシと聞いてママつるりんは何故串カツが閃いたかも定かではない。