次女のサオつるりんが小学校2年生の時の出来事。
学校から帰宅したサオつるりんにママつるりんが尋ねた。
ママつるりん 「学校はどうだった?」
サオつるりん 「今日の給食凄く美味しかったよ」
ママつるりん 「何が美味しかったの?」
サオつるりん 「ツクシ」
ママつるりん 「ツクシ?」
サオつるりん 「うん、ツクシ」
給食にツクシが出た話しは聞いたことがないし、つるりん一家でも食したことはない。
でもママつるりんは何となく閃いた。
ママつるりん 「そのツクシは何かに刺さっていなかった?」
サオつるりん 「うん、棒に刺さってたよ」
ママつるりん 「それはね、ツクシじゃなくて串カツって言うのよ」
サオつるりん 「へぇ~そうなんだ。今度作ってね」
急いで給食だよりを見たママつるりん。そこにはやはり串カツと書かれていた。
串カツとツクシでは随分違う。サオつるりんはどこをどう勘違いしたのか定かではない。
そしてツクシと聞いてママつるりんは何故串カツが閃いたかも定かではない。