石臼と猫

むかーし、昔、お蕎麦が大好きなおじいさんがいました、

週末になると、猫の風が見守る中、臼をまわし、
自分で挽いたそば粉で美味しい蕎麦を作って食べるのが、おじいさんの楽しみでした、

ある時、いつもとちょっと違った風味の蕎麦ができたのです、
なぜだろう、なぜだろう、おじいさんは考えました、

答えのわからぬまま、臼をまわし始めたおじいさん、
時々、おじいさんの手にタッチする猫の風、
とその時、何かが臼の中へ入っていったのです、

おじいさんは慌てて臼の中を見ました、
すると茶色い蕎麦の中に白い物が・・・
拾い上げてみると、それはなんと猫砂だったのです、

おじいさんはわかったのです、ちょっと変わった蕎麦の原因が！
そうです、猫砂も一緒に挽いていたのです、

って、読んでる皆さんがちょっと引きましたよね、
猫砂の話しは作り話です
お付き合い、ありがとうございました


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