評価 A /72point
面白さ★★★☆☆
ストーリー★☆☆☆☆
演出★★★☆☆
衝撃★★★★☆
CUBE感想
私はCUBEで見て社会心理学のようなものを学んだ気がした
まず、あの空間を脱出するためには,専問知識が必要とされ、
それをもった人達が集められて閉じこめられている。
つまるところ、みんなで仲良く協力しあえば、
誰も死なずに生還することも可能というわけだ。そん中けんかしたり、他者をつけ落としたり...,
そんなことをしていたら全員が我死してしまう。だからこそ個々の人格が大切である。
いくら能力が高く、なんでもスマートにこなしても
集団の中で嫌悪される人格者は排除される。
そんな、人間としての本能が見れた作品。
ちなみに、私はあのグループに入っても何もできない。
だからあの集団を見て少し憧れた。
自分も誰かと協力し合えるくらいの力が欲しいと…。
面白さは、ぼちぼち。まず、この映画は脱出を目指すものだが、一般視聴者の謎解き要素がない。
だから、正直謎解きを求めている人には向かないだろう。
また、ストーリーも薄い。
箱はどうして建てられたのか?なぜ、人が閉じ込められたのか?なにもかもが謎のまま終幕している。
よって、視聴後には、モヤモヤした気持ちが残ると思う。
しかし、それらを考えさせるのは製作者達ではなく、あくまで視聴者ということなのだろうか?
尺に関しては、飽き性の私でも見れたことから、ちょうどいいと思う。
特別短い訳でもないが、テンポの良さが際立ち、気づけばエンドロールを迎えていることだろう。
特に、ラストが衝撃的だった。あの終わり方は、脱出映画史上初なのではないのだろうか?
という珍しい幕引きだった。