うさぎには声帯がないとよく言われます。
怒った時に「ブーブー」鳴いたり、うれしい時やリラックスした時、飼い主に甘える時に「プープー」鳴いたりするが、鼻または食道を鳴らす音であって、声帯から声を出しているわけではありません。
しかし、うさぎにも声帯があるという話も時々聞きます。どっちが正しいのでしょうか?
結論を言うと、うさぎにも声帯に相当する器官はあります。その器官は飲食物を飲み込む時や息を止める時に使用しますが、声を発する機能は未発達です。なので、声帯と呼べるかどうかは微妙です。
発声機能を持たない理由は、うさぎは捕食される側の動物なので、声を出すと天敵に見つかってしまうおそれがあり、声を出さずに静かにしていた方が安全だからだと考えられています。
強い恐怖を感じた時や(主に病気で)激しい痛みを感じた時に「キー!」と鳴くことがありますが、この場合は声帯から声を出している(つまり、強い恐怖や激しい痛みを感じた時に限って声帯から声を発する)という説もあります。
なお、ナキウサギは声帯から声を出して「ピッピッ」と鳴きます。
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