安藤さんは自宅の庭に建てた小屋に一人こもって研究することから始め、いろいろと試行錯誤を繰り返して最終的に、チキンのスープを麺に染み込ませて味付けし、それを油で揚げ、世界初のインスタントラーメンが完成。日清食品を立ち上げ、インスタントラーメンを世界で初めて商品として発売したあのチキンラーメンだ。
鶏を追いかけてつかまえるシーンがあって面白かった。
安藤さんはのちにカップにお湯を注ぐだけで調理できるカップラーメン、さらに晩年宇宙食用のラーメンも発明した。
「日清」ってつく会社は多くあって、私はそれについてネットで調べたことがある。調べてみると興味深い。食品関係でも日清食品、日清製粉、日清オイリオってあるけど、それぞれ別の系列会社なの。特に日清食品と日清製粉は両方とも小麦粉製品を扱ってる会社で似てるけど、系列が違う全く別の会社なんだって。
日清食品という社名の由来は「日々清らかに」から来ていて、アンビリバボーでも言ってた。
「日清戦争」をはじめ「日本と清国」を意味する言葉としての「日清」とは何ら関係ないとのこと。でもひらめきや発想と「にっしん」っていう音との関係まで含めて考えると、既存の「日清」のつく企業や、「日本と清」っていう意味の「日清」から思いついた可能性もあるんじゃないかしら?
あと、ラーメンを作る会社で、子会社に日清シスコ(「シスコ」は「サンフランシスコ」から。サンフランシスコはチャイナタウンがあることで有名)があるから、なおさら「日本と清」っていうのを連想しちゃうよね。
一方、日清製粉は創業当時小麦の多くは中国(当時は清)から輸入していたことから、「日本と清」に由来するらしい。
「日清」のローマ字表記は日清食品では日本式・訓令式の「Nissin」を採用していて、ロゴの「NISSIN」の2文字の「S」は麺の形をイメージしたものかな?アンビリバボーに出てた商品では「NSS」(Nissin Syokuhinの頭文字から)っていうロゴも使われてたよ。
日清製粉と日清オイリオ(旧社名:日清製油)はヘボン式を採用していて「Nisshin」だね。
日清製粉のグループ会社に日清フーズっていうのもあって、日清食品をそのまま英語に直訳したような社名でこれまた日清食品と紛らわしいけど、もちろん日清食品とは一切系列関係はない。
日清医療食品っていう会社もあって、ローマ字では「Nissin」って書くけど日清食品とは全く系列の違う会社だ。
さて、「日清」の名を冠した会社をいろいろあげたげど、インスタントラーメンの話に戻るとしよう。
安藤さんが晩年に開発した宇宙食ラーメンの商品名は「スペース・ラム(Space Ram)」で、おそらく「ラム(Ram)」は「ラーメン(ramen)」の最初の3文字を取って名付けられたものだろう。
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