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Labor Day

2015-03-06 16:41:43 | メルボルン
みなさん、こんにちは!
前回に引き続きU&Iインターン生のシゲです。

今週メルボルンがあるビクトリア州では毎年3月9日は、Labor Day(レイバー)という祝日となっております。
日本でいうところの「勤労感謝の日」です。直訳すると「労働の日」となります。
なので、U&Iも月曜日はお休みをいただきます。
3連休です!!ヤッホー☆


そこで今回は、Labor Dayについて少しご紹介させていただきます。
Labor Dayは1856年に制定されたオーストラリアと共に歩んできた歴史ある祝日です。
なぜ、制定されたかというと1800年代後半まで歴史を遡ります。
当時はゴールドラッシュでメルボルン周辺がとても賑わっていました。
(ゴールドラッシュとは、金脈が発見された街に一攫千金を夢見て、多くの労働者がその場所に金採掘をしに来る労働増加現象の一種です。)
また、オーストラリアは独立しておらず、イギリスの植民地でした。
その為、労働者の管理や制度はすべてイギリスによって定められていました。その当時の制度が労働者とイギリス側とで平等なものではなかったのです。
例えば、労働者は1日12-16時間の労働を強いられたり、金を採掘しても採掘したものに課される税が法外なものでした。
その制度に耐えかねた労働者がビクトリア州にあるバララット(ビクトリア州で初めて金が発見された街)という街で反乱を起こしました。これが1856年に起こった歴史的事件「ユーレカ砦の反乱」です。
この反乱のおかげで、不平等な制度は改正されオーストラリアは民主主義の第一歩を踏み出したのです。
そこでオーストラリア国民は、この日を祝福し、また風化させないためにLabor Dayと名付け、祝日となりました。
2007年には、メルボルン市内に「ユーレカタワー」という高さ300メートルの居住用タワーが「今自分たちが幸せで生きていられるのも先人のおかげ」という気持ちを込めて建てられました。これも今やメルボルンのひとつの顔となっていますので、ぜひメルボルンに来られた際にはぜひ見てみてくださいね♪場所はフリンダース駅の裏にあります。

今回は、オーストラリア・メルボルンの歴史について触れてみました。
では、次回も楽しみにしていてくださいね(^u^)


 

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