みなさん、こんにちは
少しずつですが、冬らしくなってきて寒い日が多くなってきてますね
去年より寒く感じないのは慣れたからなのか10Kgリバウンドしたからなのか。
本当のことは知りたくない
どうも、U&Iのマナブです
さてさて、今回からはオーストラリアに来たらよく耳にする「英語の資格試験」についてご紹介いたします。
英語の試験にはTOEIC、英検、TOEFL、IELTS、Cambridge、BLUTS、PTEなどなど、様々あります。
日本で英語力が高いかどうかの基準というと出てくるのが「TOEIC」ですよね。
就職活動 や人事評価基準の中にもTOEICのスコアをチェックする会社も多く、英語が関わる業務への適正を測る基準となっています。
なので、TOEICのスコアを取ることはその分野でのキャリアを目指す場合には非常に大切になります。
また、日本では依然としてTOEICが英語の一般的な指標となっているのは事実であるため、アピールするにはハイスコアを持っていることはアドバンテージになります。
しかし、TOEICで点数が取れればそれで本当に大丈夫でしょうか。
実は生徒さまからよく聞かれるので、お答えしているのですが、
日本ではTOEICが主流なので、もちろんあればベターです。
そして、同時にお伝えしていることがあります。
求められているのは英語の実力であってTOEICのスコアではないということです。
よくわからんがな。
何ゆーとんねん。
しばくぞ。
デブ。
いや、デブはやめて。
つまりこういうことです。
キャリアまたはスキルとして大切なのは「英語が実際に使えるかどうか」という点です。
そして、みなさんが求めていることは「スコアではなく英語の実力そのものをあげること」ではないでしょうか。
【TOEICで測られる英語力】
ご存知の通り、一般的にTOEICにはスピーキングとライティングがありません。
※認知度は低いですが、TOEIC Squareというものは存在します。
なので、極論「全く英語が話せなくても満点が取れる」=「満点でも全く話せない可能性がある」ということになります。
もちろん実際はそこまではなりませんが、往々にして点数と(求められているという意味での)英語力が比例していないというのはよく聞くお話です。
思い浮かべていただきたいのですが、「スピーキングが上手」な方が日本人は他国に比べて少ないのではないでしょうか。
でも、できなくてもハイスコアが取れるんです。
英語を使わないのであれば、英語を推しても意味がないですよね。
なので、仕事の現場ではどうなのかが大切なところですが、もちろんスピーキングもライティングも必須です。
英語をアピールするからには英語を使う現場での働きを期待されます。
それもカジュアルな会話だけでなく、ビジネスでです。
そう、仕事なんです。
スピーキングやライティングはやってないんで勘弁してください、とはならないですよね。
誤解を避けるためにはっきりしておきたいのですが、決して就職などにおけるTOEICを否定しているわけではありません。
大切なのは、TOEICのハイスコアを取ることではなく、英語の実力を伸ばすことが本質的な課題であるということです。
ただ採用段階で有利だからと言って、現場に出て使えない、期待はずれとなることのほうがキツイと思いませんか?
将来の就職活動やキャリアを含めてご相談される方が最近では多いのですが、やはりTOEICの勉強をした方がいいのではないかとのご相談があります。
結論から言うと、「わざわざTOEICの勉強をしなくてもいい」です。
根本的でシンプルな話ですが、英語力があがればTOEICの点数は取れます。
つまり、TOEICにこだわらなくてもいいのです。(ただ満点を取りたいのであれば別ですが)
将来のために英語を勉強されたい方へは、IELTSやCambridgeをオススメしています。
詳細は別の記事でお話いたしますが、「根本的な英語力を上げる」ことが目的だからです。
※TOEFLはいろいろあって英国では基準に入れられておりません。
IELTSなどは日本では認知度がまだ低いため、役に立たないのでは?とおっしゃる方も多くおります。
わたしは正直全く問題ないと思っています。
「英語を使うポジション」を募集している会社で、人事担当者がTOEIC以外の資格を知らないなんてことがあるでしょうか。
仮に知らなかったとして、調べないなんてことはないでしょう。
前職で本社時代に人事部の仕事や資料をたくさん見てきましたが、人事部はしっかりと調べています。
はっきりいって優秀な人たちです。
少なくとも係長クラスなら間違いなく知っているか調べるでしょう。
それで知らなかったら「英語は採用ポイントじゃない」と判断できるのではないでしょうか。
結論としては、依然として日本ではTOEICが主流であり、英語力の判断基準として絶大な指標となっていることは間違いありません。
なのでアドバイスとしては、「英語をしっかり勉強して、帰ったらサクッと受験しちゃってください」です。
世界が平和でありますように
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【TOEICって世界ではどうなの?】
オーストラリアに来てTOEICを知らない人がほとんどだと気づいた方も多いと思います。
なぜでしょうか?
特に根拠はありませんが、一般的な感覚として「英語ができる」=「英語でコミュニケーションが取れる(話せる)」ではないでしょうか。
なので、スピーキングやライティングなど、意思疎通を図る部分も必要であるのは明らかなので、それが測られないのであれば魅力的ではないですよね。
※決してTOEICは意味がないとういうことではありません。ただ足りないと思われていることです。
また、英語圏では学校の入学基準でTOEICを採用している学校はほとんどありません。
4つのスキル全て必要なのになぜに2つだけ?という至極当然の疑問があるからです。
なので、TOEFLやIELTS、Cambridgeなどが主な基準として設定されています。
実際に、TOEIC700点で大体Intermediateレベルです?(わたしです)
海外派遣の基準でよく上げられるのが650とか750とかですが、それで海外派遣されたらって想像つきますよね。
もちろん、そういった人たちはその後努力されていることと思いますが、キャリア採用の場合はもっと風当たりが強いでしょう。
【なぜ日本でそんなに有名なの?】
正確な数字ではないですが、TOEICの受験者割合は50~60%が日本人だからです(約20%が韓国人)。
つまり70~80%が日本人と韓国人なので、そのほかの国ではほとんど受けられていないというのが現実です。
え?じゃあなんで日本人はそんなに受けてるの?
簡単です。
企業から求められてるからです。
英語ができる基準としてTOEIC650以上とか、800以上優遇などとしている会社が多いため、必要ならやろうとなるわけで。
これは完全にわたしの推測ですが、「日本人が高得点を取れる英語のテスト」として広まったのではないかと思っています。
日本で勉強してきた英語とテストがマッチしており、英語が話せなくてもハイスコアを取れるため、学校での英語を勉強してきた人が優位に立てる理想的なテストだったのではないか、というのが「マナブスキーム」です。
二度目ですが、完全に推測です。
スベっているところは完全にスルーです。
それはさておき、苦手なことから目を背けてもできるようにはならないので、実世界で通用するようになるにはしっかりとスピーキングやライティングもレベルアップが必要です。
本当に必要なのは何かを大切にすれば、やるべきことははっきりするのではないでしょうか。
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