デビュー作の『Equilibria』 (2005年) 、2作目の『New Morning』 (2008年) と紹介してきた現代ブラジルの歌姫「Sabrina Malheiros (サブリナ・マリュイロス)」嬢...(^^)
ワタクシが「Facebook」にてお友達リクエストを送ってみたところ(いちおうアルバム紹介記事のURLは添付のうえ)、あっさり承認いただけき(ちなみに父上「Alex Malheiros」も...^^)、フレンドリーな一面も見せてくれた彼女...(^^)
そんな彼女のオリジナルとしては3作目となる最新作が届きました~♪
■ Sabrina Malheiros / Dreaming (Far Out Recordings, UK, FAR0161CD, 2011)
01. Bobeira (Digital Dreamin' Intro)
02. Lirio De Venus
03. Bobeira
04. Fragil
05. Candeia
06. Opara
07. Lirio De Venus (Interlude)
08. Paranoia
09. Segredo
10. Can't Hide Love
11. Primeira
12. Tem Dende
13. Bobeira (Digital Dreamin' Instrumental)
Produced by Daniel 'Venom' Maunick
Co Produced by Sabrina Malheiros
なんでも現在彼女は、あの「Jean-Paul Maunick (IncognitoのBluey)」の息子にして「Viper Squad」の「Daniel 'Venom' Maunick」とお付き合いされてるとかで(このへんはFacebook上でも「交際中」とあり...^^)、当作においても作曲、演奏にプロデュースと全面バックアップ体制...(^^)
そして父上「Alex Malheiros」はもちろん、「Marcos Valle」のサポートを務める「Jesse Sadoc」、同「Joyce」の「Alfredo Cardim」、同「Milton Nascimento」の「Robertinho Silva」等が参加...(^^)
内容的にはエレクトリックなビート・サウンドから、アコースティックなボッサ・ナンバー、オーガニック風なソウル・ナンバーまで、いずれも自分のスタイルに消化しているのは、彼女の育ちたる所以か...(^^)
「Daniel 'Venom' Maunick」が仕掛ける冒頭2曲のエレクトリックなサウンドも今風で楽しめるものの、個人的にはアコースティックなボッサ・ナンバー「03」、「05」に昇天(^^)、ほか現代的なブラジリアン・サウンドに「サブリナ」のクールなスキャットが映える「06」、スクラッチも取り入れたヒップ・ホップ風の「08」あたりがオススメ...♪
【以下は新譜案内より】
前作が日本でもヒットを記録、ベベウ・ジルベルトらとともに、ニュー・ボッサを牽引する才色兼備の女性シンガー、サブリナ・マリュイロスの待望の新作が遂に到着!!
『ドリーミング』は、マリュイロスを若い世代で最も素晴らしいブラジルの女性シンガーソングライターのひとりであることを認めさせる素晴らしいアルバムだ。また、最高峰のブラジルのミュージシャンたちが参加し、そのメンバーにはAlex Malheiros (Azymuth)、 Jesse Sadoc (Marcos Valle)、Alfredo Cardim (Joyce)、Robertinho Silva(Milton Nascimento)らが名を連ねる。また作曲や共同プロデューサーには公私にわたるパートナーであるDaniel 'Venom' Maunick(Viper Squad)が参加。
ニュー・リオ、クラシック・ブラジルと、ポスト・ダブステップや、ドラムンベースなどロンドンのサウンドスケープから現れたメロディックなエレクトロニカなどが美しく混じり合う美しいアルバムとなった。
ベベウ・ジルベルトらとともに、ニュー・ボッサを牽引するマリュイロスは、彼女の独特な至福のサウンドに魅了されたファンをワールドワイドに持つ。デヴュー・アルバム『Equilibria』(2005年)でサブリナ・マリュイロスは、UKと日本でライヴを行うとすぐに、大きいな賞賛を受けた。2006年にニコラ・コンテ、クアンティック、ケニー・ドープのリミックスを収録したリミックス・アルバム『Vibrasons』をリリース。続いて、セカンド・アルバム『New Morning』をリリース、「2008年夏のベストアルバム」(Evening Standard)と言われたそのアルバムは、アーサー・ベロカイのストリングス・アレンジをフィーチャーし、よりスケールを増し、アメリカでもブレイク、ドイツやオランダ、UKツアーも成功させた。
伝説のブラジリアン・グループ、アジムスのベース・プレイヤーのアレックス・マリュイロスの娘として、サブリナはボサノバを唄うため、そして、草分け的な音楽を作るために生まれた。彼女のクラシックなコンテンポラリー・ブラジリアンのセンスは驚くようなルーツをいくつも持っている。「Fragil」ではサブリナは有名なサンバのパーカッショニスト、ロベルティーニョ・シウバに参加してもらい、ブラジルのアフリカン・ルーツにアプローチした。また、「Bobeira」は、心地良いチルアウトのトラックながら、1曲目の「Bobeira(Digital Dreamin' Intro)」では、Naunickのディープなビートとシンセを加えたトラックとなり、続くトラックへと繋がっている。サブリナの作曲家としての特別な方法は、繰り返されるコードと、実に様々な影響やアイデアを次々と繰り出してくることにある。その作曲の振り幅は70年代のブラジルに誘うドリーミーなアシッド・フォーク「Lirio de Venus'(Interlude)」でもはっきりとし、さらにそれに続く「Paranoia」では、現代的なエレクトロニック時代の大きなダブ・ベースとスクラッチが彼女のトレードマークであるやわらかなアコースティックギターとハーモニーと融合する曲でも見られる。全てにおいて、マリュイロスのサード・アルバムは歌詞の面でも、メロディの面でも彼女をさらなるスターに押し上げる可能性をもったアルバムだ。
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