カウンターサービスが終了してしまいました。

何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



顔見世に行って来たなり〜







今日は久しぶりに散歩に行って来ました。
寒くて外に出るのは嫌だったけど、歩き始めたらええ気晴らしになったわ。
ねぇやんは緊急用じゃない個室に移って、ほぼ心配はないのね。
ただ私はあの事故がトリガーになったようで、ザワザワが止まらなくなってしまってねぇ。
ちょっと困ってる。
気持ちを上手く切り替えなきゃね。
ふぅ〜。

先週、南座に行った話でも思い出しますかね。
夜の部だけ観る予定だったので、お昼頃に京都に着くように出ました。
まずは腹ごしらえ。
どこも混んでるので、伊勢丹の地下の「やま六」のイートインで銀だら定食を食べました。
だし巻き玉子、きのこといくらのマリネ、鰤の南蛮漬け、きゅうりとエノキと昆布のお浸し(みたいなもんだったかなぁ)と赤だし。
1人で食べるにはちょうどいい雰囲気のお店で、待たずに食べられました。
銀だらの西京漬も好みの味だったし、期待してなかった鰤の南蛮漬けがすこぶる美味しかった。
今度、また1人で来ることがあったら寄ろうと思う。
歩いて高島屋まで行って買い物をして、少し時間があったので八坂さんにも行って来た。
ねぇやんの回復を祈って、徳を積むために外国人カッポーに声を掛けて写真を撮ってやりまくった。(笑
何ポイントか溜まったと思う。
溜まらへん、溜まらへん。
ハハハ。
四条大橋のところにあると知っていたけど、初めて阿国の写真も撮ったよ。
軽ーく観光した感じになったかな。
迷いながら、こんなときにもやって来た顔見世。
↑チケットが高額で買うときにもめっちゃ悩んだ。
竹馬もありましたよ
あー、これを見ると「顔見世に来た〜」と思うね。
愛之助さんのは片付けられてたのか、見当たらなかったわ。
演目は「元禄忠臣蔵」「色彩間苅豆」「曽我綉俠御所染」「越後獅子」の4演目。
元禄忠臣蔵は最後の一日の話で、討ち入りの詳細を仙石伯耆守に報告するんだけどさぁ。
大石内蔵助の仁左衛門さんのセリフがものすごいセリフ量なのよ。
80歳超えてあれがスラスラ出てくるって!?
どんな脳をしてるんだろ。
大石主税を鷹之資さんがやってて、これまたいいのよ。
最後は親子の情愛にもらい泣きしちゃった。
仙石伯耆守の梅玉さんも穏やかで、それでいて威厳があって見事な配役だったと思う。
笑三郎さんが珍しく立役をやってみえて、意外に良くてびっくりした。
立役でもお美しかったよ。
いやー、しみじみええ演目で、好きだわ。
もうこれだけ観て帰ってもいいとさえ思った。
セコイから最後まで観たけど。
席は最前列だったから、空けるわけにいかないしね。(笑
次は「かさね」
愛之助さんの休演で萬太郎さんが与右衛門をやっていたの。
かさねは萬寿さん。
なんだろう、萬太郎さんが気の毒だった。
色悪をやる人じゃないし、全然ニンじゃない。
以前、幸四郎さんと猿之助さんで観たことがあって、私の中では2人がベストなのよ。
萬太郎さんを観てるのがちょっと辛かったな。
仁左衛門さんは無理でも隼人さんはダメだったのかなぁ。
いやいや、隼人さんは次の「曽我綉俠御所染」の主役じゃん。
この曽我綉俠御所染というのが、鞘当てと伊勢音頭?封印切り?を合わせたようなまぁまぁ胸糞の悪い話だったわ。
仁左衛門さんの監修らしいんだけど、隼人さんは仁左衛門さんをまんま写したみたいでした。
お弁当は、顔見世の時に食べる和久傳の鯛ちらし。
野菜の炊いたんも本当に美味しかった。
もうこれは間違いないわ。
ちょっと贅沢だけど、止められない。
最後の演目は越後獅子。
鴈治郎さんと鷹之資さんと萬太郎さんだったんだけど、鴈治郎さん若い人と同じように踊ってみえた。
あの体でびっくりしちゃう。
一歯下駄で軽やかにタップダンスを踊るのよ。
心臓発作を起こさないか心配しちゃった。
ハハハ。
最後は新体操のリボンのように布を波に見立てて、美しく幻想的に幕が下りた。
めっちゃ楽しい気持ちになって、やっぱり無理してでも行ってよかった〜。
一生忘れない顔見世になったと思う。


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