今日は、足のリハビリについて少し投稿します。足は手の麻痺より経過は少し軽いようです。と言うのは、足の筋肉の方が力が強く数が少ないので複雑な動きをする必要が無いからだそうです。手は脳の出張所といわれるぐらい複雑なのでそう簡単にいかないのです。
まず、足で重要なのは、踵です。踵の感覚が重要なのは、全体重のバランスを把握する必要からです。次に歩くためには踵からつま先にかけての体重移動です。足の裏の感覚を取り戻すために、スポンジを使ってどこにどれぐらいの圧力が掛かっているか感じ取る練習をします。 このようなスポンジです。1から5番までの硬さがあって硬さを感じ取れるようにします。
ひざも重要です。ひざの曲げ伸ばしがわからないことには、足の位置がわかりません。足が膝の前か後ろか真下なのか、目隠しで感じるように練習します。 セラピストの先生が色々質問し、それに答えます。
今日は手のリハビリからです。アイマスクをつ付けてします。見えないので、感じるしかありません。セラピストの先生が静かに腕を動かします。肘が肩の真下に来ているかどうか?質問されます。真下に来たときに答えます。それから腕を前に動かされ、どのぐらい動いたか答えます。
その結果指が伸びて弛緩します。緊張が抜けて行くのです。不思議ですが、神経を週ちゅさせるとそうなるのです。ち集中させないと、なかなかわからないのです。そうすることによって、感覚が再構築されてくると言われるのです。
麻痺した体は、わからないのです。わからない体を動かすことはできないのです。まず、分かることが第一です。
手首のリハビリと指のリハビリです。この時もやはり同じようにアイマスクをして指がどれぐらい動いたのか?手首がどのような状態か感じる訓練です。色々な質問に答えことで、自分の状態を感じていくのです。
このようなことを繰り返して行くうちにだんだん分かっていくようで、今まで自分の手の状態がわからないため、手がどこかにあたっていたり変な方向にあってしびれてしまったりしていたのですが、最近はそんなことがほとんどなくなっています。
初めて電車で有馬温泉に行きました。 なんとかいろいろな人の手を借りて電車に乗ることができました。何年ぶりでしょう。外の景色を懐かしく思いながら、難波駅に到着。難波から芦屋駅まで直通で行けるとは知りませんでした。すごく変わっていることにもびっくり。阪神電車に乗って
駅は新しく綺麗でとても大阪の街には見えない。しばらく見ない間に随分変わっていました。まるで浦島太郎のように。
芦屋駅につきましたが、雨が降っていてカッパを着てバス停に車椅子でバスに乗るのはこれも初めて。大丈夫かなと思っていましたが、うまく出来ていてスムーズに乗れました。 残念ながら六甲山の上からの景色は霧だらけで何も見えませんでした。有馬温泉に着いた頃は少し雨も止みラッキー。
坂がきついので僕は車椅子で移動せず、足湯に足が真っ赤になり体も温まりこれで足が動くようになれば最高なんですが?
この後、街の中を妻に押してもらい散策。帰りは、少し慣れたのかスムーズに帰ると、もう真っ暗に。楽しい一日でした。
自宅でリハビリパート2です。日曜日にリハビリがありました。足の状態を調べ、山のログハウスに行ってたのに、悪くはないけど、爪先が少し引っかかる。そこで踵から小指親指の母子球にかけての体重移動がうまく感じられなのではないか。スポンジを使って小指側の感覚の改善をすると、うまく歩けるようになった。動画をとりたかったけど失敗。残念。
次に手のリハビリです。タイトルの動画のような結果で、少しですが以前より少し動くように。やり方ですが。 親指の動きの感覚からで、開いてるか?閉じてるか?
次に親指の接触感覚。柔らかいか?ゴツゴツしているか?いろいろな質問に答えていく。
一連の作業の後、親指の付け根の関節を意識して動かす。その結果が動画のような状態になりました。
陶芸教室で片手で轆轤を使って製作にチャレンジしました。片手だけでは、始めの円錐形の立ち上げが大変難しく中心ができませんでした。100回ぐらい目にしてやっと円錐形の形になってきました。週一回の教室で約一ヶ月かかりました。
コツは力を入れすぎないことでした。やさしくそっとなでるようにすることでした。わかれば、簡単。