令和5年もいよいよ終わりが見えてきた12月のある日。
不要な服や本を整理しながら、カメラの整理も思い立ちました。
使用頻度の少ないカメラとレンズを冷静かつ熟慮の上に選考。
今回手放したのは富士フイルムのX-S10、X100、ペンタックスKP、レンズ7本です。
オリンパスのカメラ事業が転覆しそうになった時、「もう先がないな、いずれ修理も受け付けてもらえなくなるだろう」と思い、システムを富士フイルムへ完全移行しようと思ってX-S10を導入したのですが、どうも扱いにくい。
こだわりのフィルムシミュレーションも何となく違和感を感じるものばかり。
あまり寄れず、割と大きく重いレンズ達。
そしてレンズのデザインも好みじゃなかった。
で、結局手放しました。
富士のカメラ・レンズは人気があるんでしょうか、いずれも結構な額となりました。
ペンタックスKPは割と気に入ってました。
使い勝手はK-5には劣るけど、まあまあかな?
デザインは格好いい。
写りもいい。
でも、13年選手のK-5の方に愛着があるのです。
で、ちょっともったいない、惜しいと思ったけど手放しました。
そして、ペンタックスは買い取り価格が意外と安かったのでした。
X100もなかなかのお気に入りでした。
発売当初はキワモノ扱いしてました。
でも、シンプルでそれなりに使いやすかったカメラでした。
このカメラ、ファインダー視野率がいまいちでした。
そして何より、私の好みが換算35mmから40~50mmに戻りつつある現在、あまり出番が無くなっていたのです。
それに、バッテリーが手に入らないし(互換バッテリーはまだ入手可能なようです)。
後は富士の18ー55mm、27mm、50-230mm、35mm、23mm、ペンタックスの20ー40mm、七工匠12mmの7本を手放しました。
事前見積もりは思わず声が出そうになる額でした。
よし、下取りにして前から興味のあったあれを買おう、それでもかなりの額が残るはずだ、と、捕らぬ狸の皮算用をして某店に発送。
いくらかは買いたたかれるだろうと思ったら、あれよあれよと減額に次ぐ減額の嵐。
まあ、仕方あるまい。
こうしてドライボックスの中は結構なゆとりができたのでした。
何だかんだでいいカメラだったX100。
X-S10。
富士のカメラはちょっと扱いづらいと感じました。