滋賀県文化ゾーンです。紅葉の残滓がありましたが、早くも冬枯れ状態。
琵琶湖です。向こうに見えるは比良山でしょうか。写真ではわかりづらいかもしれませんが、冠雪しています。
琵琶湖も冬枯れ。とはいえ、これはこれで風情があってよろしおす。
珍愛馬、黒王号Ⅳです。漆黒のMAZDA3でおます。
時間があれば彦根市・長浜市ぐらいまでは行きたかったのですが、用事もあったのでここ草津市でUターン。
愛馬を置き、ランチは…
毎度お馴染み、こうなりました(笑)
坂本駅に到着。しばしトイレ休憩。
隣にはかるたを主題にした人気アニメ『ちはやふる』のラッピング電車。『ちはやふる』は近江神宮を舞台にするなど大津市とも縁が深いということで「ちはやふる・大津」という観光キャンペーンを展開中。電車自体は早くも秋ですね。
ありがたくもお隣のオバサマ方からいただいたおつまみ。客同士の交流もこうしたアルコール系企画電車ならでは。ただ、オバサマ方の「チームびわ子」紅一点のびわ子さんへのジェラシーが柿の種にそこはかとなく漂っていますね。野郎4人組ならもっと豪華なものをいただいたかも(笑)
この後坂本駅から折り返し、浜大津駅に到着したとき、主催者の京阪電車から各テーブルに、おつまみ代わりにいろんな味の「うまい棒」がドサッとプレゼントされました。
さらにスクラッチカードが配布されました。車内も一気にヒートアップ!
珍のカードは無印…ってスカやん(-_-)
びわ子さんは何とB賞。期待が高まります。
B賞は協賛しているキリンビールから「なでしこジャパン」ボールペン。旬ですね。
お隣のオバサマの一人にはA賞!キリン一番搾りTシャツ。オバサマ曰く、
「パジャマやな」
C賞だかD賞だか忘れましたが、「チームびわ子」の野郎メンバーが当たったのが「昭和レトロ ビール de 電車」のペーパークラフト。このあとその野郎メンバーから1枚いただきましたけど、この手の工作系が面倒で苦手な珍には罰ゲームですな(苦笑)
近接撮影。意外と精緻で本格的です。
珍の無印賞=残念賞は「ビアでんでん」ステッカー。実はこれが一番記念になるかも(笑)
撮影を済ませた後、ステッカーはびわ子さんに進呈した紳士な珍でした。
「昭和レトロ ビール de 電車」は、浜大津→坂本→浜大津→石山寺→浜大津という石山坂本線を一往復する格好の2時間近くの行程でした。飲んでたら外の景色は関係なくなりますが(てことはどこの路線でもいいということですね)車内の一体感と電車の揺れが心地よかったです。冬は「おでん電車」(おでんをどんな風に置いてあるのか興味津々)に乗って、来夏もまた「ビール de 電車」に乗りたい珍であります。
ちなみに、この日の帰りの京阪本線は落雷の影響で終電までダイヤがグサグサになっておりまして、もし「ビール de 電車」京阪本線版があって乗っていて途中八幡市あたりで停車し閉じ込められていたら「エンドレス ビール de 電車」でした。惜しい(笑)
ま、木屋町三条東入るあたりで「チームびわ子」は二次会を催しておりましたけどね。
(おわり)
車内に目を向けると、そこここに昭和レトロなしつらえ。
提灯は平成の世でも必須です。裕ちゃんは戦後昭和、高度経済成長期の象徴ですね。
照明もいい感じ。この際、節電は言いっこなしで(笑)
ちなみに、その他映画のポスターが貼ってあったり、黒電話が置いてあったり、歌謡曲のシングルレコードのジャケットが飾られていたりしましたが(車内BGMも昭和歌謡曲)飲んでたらあまり関係ないですね(笑)
長細い電車内ですから視界も狭く、しかも動けないので、昭和レトロ装飾を楽しむというよりは、昭和特有の雑多な雰囲気の中、笠のついた裸電球の下でみんなでビールを飲むという行為が昭和そのものなのかもしれません。
おっと…ここにも「びわこ号」が。わがチーム代表、びわ子さんも大喜び。なお、復活プロジェクトとの連携はここでもありません(苦笑)
たとえば「ビールde電車」イベントの運行一回分を「びわこ号復活プロジェクト」とのコラボ企画とし、列車にはそのときだけ特別なヘッドマークを付け、車内ではグッズを売ったり記念品をプレゼントするなど(レアなカードも放出)プロジェクトのPRを行いつつ、募金箱をもってまわるとか、雪乃ちゃんも乗り込んで(珍的には不本意ですが…)サイン入りグッズを先着販売するとかして荒稼ぎできませんかね。酔客は財布の紐がユルいし、お金も持っててノリもいいオバサマからの募金も期待できそう。(寄附もOKにしておくとしても、酔ってたらそんな面倒なことより募金するほうをチョイスするはず)
珍の席は運転席の真後ろという鉄っちゃん的にはほぼポールポジション(一番値打ちがあるのは先頭車両運転室後ろ真ん中ドア前ですが)でしたので、運転士さんを見るとこんな風景。いやぁなかなか。でもチームでも言っていたのすが、こんな酔っ払い企画列車の運転ってしたくないでしょうね(笑)運転士さんは仲間内でジャンケンで負けて運転することになったとか、そんなエピソードがほしいよね…とチームで盛り上がってました。そんな話が運転士さんに聞こえてたら急ブレーキ、急発進、急加速とかされそうです(笑)
揺れる車内でもなんとか息を止め体勢を固めながらの撮影。いや、酔いで結局ブレる?!
(つづく)
扉が開き乗車が始まりました。
チケットを持っている人もそうでない人も写真を撮っていました。列車表示が「団体」となっているのが珍的にはプリティです(笑)
これを昭和レトロ調というのかどうか…外装はビミョーですが雰囲気はありますし、気分は盛り上がります。
暖簾がいい味出しています。「昭和レトロ」とわざわざ書いているところが胡散臭いというか、お化け屋敷の看板みたいです。(本物の心霊スポットには「お化け屋敷」という看板は上がっていませんから)
先頭側(坂本方面)から見た「ビール de 電車」。おっと…撮影していたら「チームびわ子」はみな乗り込み、珍は出遅れてしまいました。発車時刻1分前です。
指定席テーブルにはすでに生ビールと、最初の入線時に見えた弁当が置かれていました。否が応でも盛り上がりますね。席はもちろん満席です(たぶん)。
ちなみに「チームびわ子」の隣は50代と思しきオバサマ4人組。この人たち、気のいいオバサマたちでして、われわれは発車ぎりぎりに着席したのですが、4人掛けのロングシートの向かい合わせで一テーブルだったため、オバサマたちは全員さっと立ち上がり、先頭側のわれわれ4人を席に座らせてくれました。
生ビールは飲み放題ジョッキ交換制でして、こちらが珍のマイジョッキ52番。番号は全員に振っていると思いきや、「チームびわ子」4名中2名分だけ。2名がキャンセル待ち状態からの敗者復活銅メダルだったので、その分には番号がないのではないかというのがわれわれの推測でした。珍の前に座る野郎2名が番号なし。野郎同士でジョッキが入れ替わる可能性も(オエッ)。あ、でもその状況をよく考えたら、珍とその横のびわ子さんのジョッキに番号なしのほうがよかったやん(-_-)
車内はこんな感じ。真ん中でボーっと立ってる赤いキャップの女の子が客のオーダーがあればビールサーバで注ぐバイトちゃん。
18時25分、扉が閉まり発車と同時に「ようこそ、乾杯!」のアナウンス。車内全員で大合唱。珍たちは隣のオバサマたちとも乾杯。
これが弁当。琵琶湖をかたどった外箱。開けると…
こんな感じ。まさにおつまみ弁当ですね。
隣のオバサマの一人は発車3分で「ビールおかわり!」でした。
早っ。
(つづく)
受付を済ました人がホームに降り始めたのでわれわれも向かうことに。
大津線100周年を記念してスタンプラリーも実施中。ってこのスタンプは「びわこ号」やん!
琵琶湖から吹き込む湿った風が蒸し暑さをもたらすものの、これから先のイベントにはやはりこころ躍ります。
ホームには石山寺行きが入線。派手な塗装ですね。ローカル線ならではの寂れた雰囲気はありません。それはそれでなんとなく寂しいですけどね。
浴衣女子も乗り込みました。沿線でお祭りでもあるのでしょうか。
石山寺行きが発車してすぐ「回送」がやってきました。「昭和レトロ ビール de 電車」です。車庫からやってきて、一旦浜大津駅の待避線へ入って次の入線を待つということです。車内に置かれたテーブルの上にはすでに弁当がスタンバイしているのが見えました。
こちらでスタンバイ。この見えている状態ってのがワクワク感を演出してくれます。
珍もホーム端でスタンバイ。
先に坂本行きが入線。この焦らされ感がMな人間にはいいですね(笑)
そして「昭和レトロ ビール de 電車」がついに動き出しました。
間近を通過。こちらも派手なラッピングです。
そして停車。いよいよビール de 電車が始まります。
(つづく)