馬ふるる

文意を読み解く

先週の未勝利戦で初勝利を挙げたコーディアル。

週が明けて、昨日の近況更新を読む限り大きなダメージはなさそうで何よりです。

今回が3戦目の競馬でしたが、初戦の後は球節に疲れが出ましたし、2戦目の後は続けて使うつもりも疲労が残っていたようで、最終的には続戦を諦めて放牧へ。

そう考えると身体がしっかりするまでは詰めて使わない方が良さそうな雰囲気です。

番組的には中2週で東京しば1800mという現状のベスト条件とも思えるカーネーションCがあるのですけど、個人的にはここは無理はさせずにひと息入れて立て直して、6月下旬の阪神あたりを目標にしてくれないかなと考えています。

ちなみに昨日の近況の限りでは、どうやら放牧が既定路線の様子。

こうした内容なのですが、

近況の最後には、「乗り出してからの様子を見ながら放牧に出すかどうか決めたい」と書いてあります。

えっ、でもこれなら状態次第で続戦もあるんじゃないの?

まあ、それはそうなんですけど、このパターンは放牧日程が決まってないだけで、放牧自体はほぼ決まりなんですよね。

1月の2戦目の後の近況がこちらでして、同じく最後の一文を比較してみればわかります。

コメントの最後は、「乗り出してからの様子を見て続戦するかどうか決める」とありまして、続戦という文字が書かれているでしょ?

結果的に体調が伴わなくて続戦を諦めたわけですが、近況の文脈を読み解くとまさにその通りで、体調が整えば続けて使うけども整わない場合にはその限りではないってことですね。

だから、昨日の近況ではダメージが皆無で体調は使ってさらに上向き、ついでに言うなら厩舎の馬房の都合がついて、かつキャロットの在厩頭数の制限にも引っ掛からずにノーザンの特別な意向がない限り(笑)は放牧ってことと文意を読み解かないといけません。

近況って確定的でないものには後で辻褄が合わなくなるのを嫌って、言葉を断定的にしないものなんですよね。

今回のようにレース後に次を使うかどうかならまだしも、トレセンの入厩のタイミングなんかは順番を待たされているときには「まだ入らないのかよ!」とイライラしがち。そんなときにうっかり入厩予定を近況に出して、それが流れたりしたらもう大変ですからね(笑)

近況を作る人はそうしたクレームを避けるために保険を張り巡らせつつ、文章の真意を読み取ってもらうキーワードを散りばめるものなのです。

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