中京2Rのアレトゥーザは14着。スタートは決めたものの進んで行かずに位置を落としてしまい道中は後方2、3番手。促しても上がっていけず直線も伸びずの大敗となってしまいました。
ダートが不向きなのはあるでしょうが、それ以前に走りに推進力がないんですよね。上体が起きて力が上に逃げてしまっている感じ。
背中や腰に力が付ききってないから体が起きてしまうのか、体が太いのか、本質的な癖なのかはわかりませんが、あれでは芝に戻しても大きな変わり身は難しい気がします。
とはいえ、諦めたら終わり。少しでも好走を期待するとなれば、平坦と右回りと紛れのあるコースということで小倉の芝に使ってみてほしいなと考えます。
距離は1800mがいいのだけれど、番組を見ると使えそうな間隔で1800mはないので2000mになっても仕方ないので。
体重の増加傾向は悪くないのですが、増える毎に行きっぷりが悪くなってるから、もしかして今は緩いだけではないかとも思えてしまいます。悔いのないように攻め込んで、小倉に賭ける!
それでダメなら仕方ないでいいと思うんだけどなあ。
3頭出しの2頭目は中京3Rのビオグラフィア。
こちらはスタートはまずまずで、1コーナーに差し掛かる際には好位の4、5番手に付けていました。行きっぶわりが良く、3コーナーを過ぎても余裕の手応えで3番手。これはチャンスと思ったのですが、直線に向いてすぐに逃げ馬と外から来た2着馬に挟まれて進路を失いブレーキ。そこから立て直したものの、ジリジリとした脚になってしまい5着という結果でした。
2戦目で体も絞り込み、初ダートも適性があったようで大きな変わり身を見せてくれ内容は充分。直線の不利は勿体なかったのですが、態勢を立て直しての脚を見ると、不利がなくても3着が一杯だったかなあ。
前半に気分良く行かせたのもあるかもしれませんが、おそらく1900mは微妙に長いのかもしれません。
あの先行力があれば1800mや1700mでも対応可能で、個人的には小倉のダート1700mを見てみたいですね。
5着に入り、1ヶ月の優先出走権を手にしましたし、レース後の馬体に異常がなければ中3週で使いそうではありますが、残り時間が少なくなってもしっかりとリフレッシュを挟んで一発勝負に賭けるのもいありかもしれません。
デビューが遅れた経緯もありますし、優先権があるからとテキトーに使われて着順を落とすよりは、キチンと体調を整えて上位をしっかり確保し、未勝利が終わったとしても地方からの再転入を目指した方がこの馬にはいい未来がありそうです。
いずれにしても次が正念場。まずはレース後のダメージが少ないことを祈っています。
そして3頭出しのトリは東京メインの安田記念に出走のカテドラル。
スタートで出負けしてしまい、後方からの競馬となってしまい、内への進路変更も叶わずに終始外を回る格好となりました。直線は大外に持ち出して、一瞬は脚を使いましたが最後は脚色が一緒になってしまい12着という結果でした。
やはり大外枠が痛かったですね。内で脚を溜めて良さが出る馬なので、さらに出負けもあって作戦がかなり限られてしまいました。
G3程度のメンバーならば、それでも見せ場は作れるのでしょうが、何せここはマイル路線の最高峰。100%の力を出しきらないとこういう感じで跳ね返されてしまいます。
それでも以前のように力んで引っ掛かるようなことはありませんでしたし、以前に比べて馬も良くなっているのは事実。G3ならばどこかでチャンスが巡ってくれるものと信じています。
例によってひとまず放牧休養となるでしょうから、しっかりと充電を図って、また秋競馬も怪我なく頑張ってほしいです。
一瞬の脚か持ち味なので9月の京成杯AHあたりから復帰してくれるといいなあ。
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