4kg増で492kgの馬体重。牝馬にしては大柄ですし、パドックでも目立つ一頭でした。
気配もよく、少しずつ心身のバランスが取れてきているのでしょう。
レースではゆっくり目のスタートとなってしまい、さらに隣のアドマイヤチャチャに一瞬寄られたことで行き脚がつかず後方の3番手から。
小回りの福島コースを意識して、向こう正面で外から位置を押し上げていき3コーナーでは5番手、4コーナーではさらに差を詰め先頭に並びかける勢いの4番手で直線へ。
完全に捲りきったと思えたのですが、好位のインで脚を溜めていたエイシンチラーが直線で追い出すと鋭い伸びで抜け出されてしまい、コーディアルも外から懸命に脚を伸ばしたのですが、追い上げ及ばず4分の3馬身差の2着でのゴールとなりました。
レース内容は間違いなくメンバー一番だったんですけどね。勝ち馬とは立ち回りの差、つまり器用さの差で負けてしまった印象です。
スタートは元からあまり良くない馬で、出たなりの競馬をするとあの位置になってしまうのは仕方ないですし、鞍上の仕掛けるタイミングもあそこしかなかったはず。ずっと外々を回り直線も外。これで勝ちきってくれたらディープインパクトの再来だったんですけど(嘘)、少しだけ運が向かなかったですね。
それでも3着馬とは4馬身も離していまして、1勝クラスならすぐにでも勝ち上がれるでしょう。
問題は次をどうするかでしょう。
確実に2勝目を挙げにいくにしても、これまでのようにレース間隔をしっかり取って臨むのか、優先権のある1ヶ月以内に使うのか。
続戦にしてもこれからオリンピック絡みで小倉開催が中断となり新潟と函館になるんですけど、確か新潟はブロック制の兼ね合いで関東馬が優先されてしまうので、関西馬のコーディアルに出走枠が回るかは微妙です。あと出張馬房の問題もクリアしなくちゃいけないのか。
となると、夏の終わりの小倉か秋の中京なのか?
それなら1勝馬でも秋華賞トライアルに使う選択肢も出てきそう。
個人的にはまだ競馬ぶりに課題が残るから無理にトライアルに出なくてもいいとは思うのですけどね。
力があるのは確かだけに条件戦を使いながら育ててあき、来年の今ごろに大きなレースを狙えるくらいになればいいなと。
だから使い詰めとか重賞挑戦とかもダメではないけども、あくまで馬に負担をかけすぎないレベルで使っていって欲しいなあ。
レース中のゲリラ豪雨というつらい環境での競馬でしたし、まずはきちんとダメージを抜いて次に向けて体調を整えてほしいですね。
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