馬ふるる

1歳馬の近況(2)

前回に続いて1歳出身馬の近況を書いていきます。

競走年齢にある出資馬に動きがないからと始めてみましたが、ようやくサンクメダイユが帰厩してたぶん月内の中山に使いそう。でも、まだレースまでに日があるし、そこまでの繋ぎ記事ですかね(笑)

本題に戻りまして、今回はキャロットの1歳馬の近況です。

とはいっても今年度の1歳はいけないくらいに取れてしまい12頭もいたりします。

ついこの前、どっちゃりと馬代金が引き落とされて口座の残高を見るのが怖かったですから(笑)

この分の資金を将来しっかり回収して、とは思わないけど、資金を出しただけの毎週の楽しみ、ワクワクをもたらす走りをする馬が一頭でも多く出てきてほしいです。

12頭もいるので近況も何度かに分けないとで、3~4頭くらいずつかいていきます。

ヒルダズパッションの21

父がロードカナロアの牝馬で血統馬らしい見栄え。牝馬ながらすでに490台と馬格に恵まれているのも好材料です。

坂路でも16~17秒のところは支障なく乗れていて、まずは順調な立ち上がりです。

馬体も背も高くしっかりとした骨格で私好みなので、たぶんマイル前後でややパワー寄りかもしれません。

カナロア産駒だけにここから変に体質や脚回りの弱さを見せないでほしく、普通に育てば未勝利とか1勝クラスでチリチリなんてことにはならないと思うのですが、カナロアだけにどっちに転ぶか期待半分、不安半分といったところですね。


グリューネワルトの21

こちらもロードカナロア産駒の牝馬。ちょうど募集時気に膝の外傷で調教開始が他の馬たちより1ヶ月以上遅れてまして、ようやく馬場で乗れるようになったところ。年内に坂路入りできそうではありますが遅れを取り戻すにはまだまだ時間がかかりそう。

ですが、先月末の立ち写真の更新を見て正直ビックリしました。

こんなに良い馬だったんだ~!(贔屓目あり)

お休み中の9月の姿が鈍臭さ丸出しだったんですけど、ちょっと乗っただけでシルエットがキリッと一変してきました。

もちろんまだ緩いし体のラインは前回のレッドサンの21みたいにぼやぼやっと幼さを残しているんですけどね。バランスが良くなったという意味です。

繰り返しますが本馬もカナロア産駒。まさにこうしたタイプが頓挫を繰り返すのかもしれないのですが、順調ならば楽しみな一頭になるんじゃないかと見ています。


フロアクラフトの21

こちらも牝馬で父はドゥラメンテ。母からはまだ活躍馬は出ていないもののその母リッチダンサーの産駒実績を見ればこのままでは終わらないでしょう。

本馬は4月生まれで成長途上ということもあり、乗り出しを遅らせていて、まだハロン19~20秒程度のキャンターまで。それもあってか馬体重は450キロ台で推移しています。

馬体はいかにも芯ができていない感じで、急かせてないのも納得ですね。脚元だったり気性だったりでロードカナロアと甲乙つけ難いほど当たり外れの差があるドゥラメンテを父に持つだけにどちらかといえば心配なのですが、一方でドゥラメンテみたいな種牡馬は母父に回るとすごくいい結果を残しそうで、個人的には何とかキャロット繁殖に残れる成績を挙げてほしいと願っています。

母父のフジキセキの影響で体高が低めなのが心配で、それ以外のバランスはまずまずいいので、走る下地はあるはずなんだけどなあ。来年になって速いペースに進んでからどんな評価が下されるのか注目です。


コルコバードの21

父がルーラーシップの牡馬。よくよく考えたら今回紹介する4頭はみんなキンカメ系の父でした。キンカメ系は見極めが得意じゃないんだよなあ(^-^;

キンカメって芝もダートも短距離も長距離も活躍馬が出るオールラウンダーだったから、どんなタイプが走るっていうパターンが掴みづらい種牡馬でした。

後継種牡馬の中ではルーラーシップは明らかにスタミナ寄りでパワータイプばかり出てある意味わかりやすい種牡馬のように思えます。

産駒はスピードや瞬発力に欠くことが往々にしてあるので、ぶっちゃけ余程のことがない限り出資に飛び付かない方が無難。

なのですが、この度こうしてご縁が出来ました(笑)

しかもいくら母がオープン馬とはいえ長丁場で結果を残していただけに、スピード面ははてして備わっているのか、これからの調教の進み具合にビクビクしそうです(笑)

だけど近々の立ち写真を見てちょっとホッとした部分もありました。

あんまりルーラーシップっぽくないな。

本格的な調教はこれからですが、現時点での体型は重厚さ丸出しではなく、軽いというと語弊がありそうですが力馬タイプではなさそうなんです。

じゃあ母父のステイゴールドが強いのかというと、そこまでステゴ色もない。母のコルコバードの画像も見てみましたがそれともちと違う。

何かルーラーやステゴやコルコバードが適度にミックスされている感じなのかもしれません。

適度にミックスされてそれぞれの欠点が繋ぎ合わさってしまったら目も当てられませんが、本馬は長所が程よくミックスされている気がする、と言ったら親バカなのでしょうかね(笑)

まだ他の馬たちよりもゆっくり目のハロン18~20秒ペースでの登坂ですけど、跨がっての感触は悪くないようなので、どうか私の妄想どおりに成長していってもらえたらよりワクワクが出てくることでしょうね。

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