当初はダート1800m戦に向かうとのことでしたが、結局は芝の2000mへ。
まあ、前走を見る限りダートの適性は微妙でしたから、芝に戻すのは賢明な判断といえるでしょう。
だけど、いかんせん相手が強い...
芝に回るのならば、来週の小倉に牝馬限定の1800mが組まれているので、そっちの方がよかったんだけど諸々の事情があるのでしょうし、芝になっただけでもマシですかね。
未勝利の番組終了まであと1ヶ月で、アレトゥーザはここ2戦が二桁着順なので今回のレースで10着以下ならばスリーアウト（1ヶ月の出走停止）で即引退。
スリーアウトは免れても出走間隔で以降の未勝利戦は弾かれてしまう公算が高いので、優先権の生じる5着以内に入らなければやはり引退濃厚。
完全に後のないレースになっています。
追いきりは以前に比べたらタイムも出るようになってきたし、馬体重もようやく増加傾向になって、良化はしているのでしょうけど、あくまで“この馬なりに”ですからね。正直、初めて走る軽い芝に一縷の望みを託すしかないという状況です。
しがらきで乗り込んだとはいえ、追いきり本数が少なく、2000mで息がもつのか怪しいし、諦め半分、出資者を納得させるためだけの記念出走感が透けて見えるのは、この時期の未勝利馬の宿命ですね。
その諦めを覆すミラクル、意地をアレトゥーザには見せてもらいたいですね。
勝てとか無茶は言わない、何とか5着を！！
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