馬ふるる

6/26 ビオグラフィア

土曜の阪神にて出走したビオグラフィアは9着でした。

スタート直後に躓いてしまい、そこから立て直したものの周りからわっと来られてしまい、一旦引きつつ外へ。

すると馬が行きたがってしまい、前が開いた1コーナー手前から一気に脚を使って先団5、6番手まで上がっていってしまいました。しかも外々を回る形で...

これでは脚が溜まるはずもなく、ペースが上がった3コーナー過ぎから余力がなくなってしまい、直線で一瞬抵抗する素振りこそありましたが、残り1ハロンで完全に脚が上がってしまってのゴールとなりました。

う~ん...

また少し体も絞れて、使い詰めではありましたが気配はむしろよかったんですけどね。

鞍上曰く、馬が動ける体つきになったら制御が利かなくなったと。

確かにそれはあるのだろうけど、ならば尚更外に出したらいけないでしょ。

阪神ダート1800mで内の5番枠を引きながらロスのある外に出すとか判断が不味かったように思います。

きっと躓いて隊列が後ろになりそうだったから、包まれて身動きが取れなくなるのを嫌ったんだと推測していますが、前走で砂を被っても怯まなかったことを踏まえたら、それでめ内で立ち回り、馬群を捌いていくチャンスを窺った方が一か八かですが少なくともノーチャンスではなかったでしょう。

刻々とタイムリミットが近づいている未勝利戦で、こうした騎乗を見てしまうと、普段はあまり騎手のせいにはしたくない私でも、ちょっとあれは酷いとなってしまいますね。

あれでは連戦の疲れを残さないよう懸命に仕上げてきた厩舎スタッフもかわいそうだよ~。

レースだから毎度毎度100点満点の競馬ができるなんて思ってはいませんが、せめてしくじっても60点、70点で食い止める乗り方をしてほしかったなあ。

勝つかどうかはともかく、どこまでやれるか期待を込めて見ていた一戦だけに、消化不良のレースぶりにほんとガックリきてしまいました。

次は放牧を挟んで小倉開催を目指すとのごと。復帰時期次第ではラストチャンスになってしまうので、次は悔いのないレースをしてほしいものです。

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