7月に2勝クラスで鮮やかな差し切り勝ちを収めたミルテンベルク。
その後は短期放牧を挟んで8月末か9月のレースに使う目論見でいたそうなのですが...
右後肢のフレグモーネで予定が白紙となり、さらにここに来て同じく右後肢の繋靭帯に負担がかかっているとのことで北海道に移動して休養することになりました。
秋の飛躍を期待していただけに残念。
更新直後はそれくらいに思っていたのですが、いざ調べてみると状態によっては、かなり深刻な怪我なのではないかと思えてきました。
もちろん繋靭帯炎が回復に時間を要し、かつ再発リスクの高い怪我であることは承知しています。
問題は部位。前肢の繋靭帯炎は先に書いたようにぶり返しの起きやすいと認識していまして、調べてみたのはこれが後肢の場合はどうなんだろうということ。
すると、想像以上にヤバいことであるとわかったのでした。
まずは予後。レースに復帰できるかという点ですが、前肢が90%に対して後肢は14%しかないデータがありました。
復帰確率が低いということは、仮に復帰できたとしてもこれまでのパフォーマンスを望めない、もしくは前肢以上に復帰までの時間を要するということなのでしょう。
近況では繋靭帯炎と言明しているわけではなく、あくまで「繋靭帯に負担がかかってきている」という表現に留まっています。この言葉通りならば繋靭帯炎になるとアウトだから今のうちにしっかり休ませ回復に専念させようという意味合いになります。
それでも悪化するとアウトという背景があるからには、北海道移動後も年内は騎乗運動は控えそうで、早くても来年の春後半、普通に考えたら6月以降の夏競馬になるのではないでしょうか。
同じサイトに書かれてあったのは、エコー検査では発症を見つけにくいという点と、治療にショックウェーブを施してもさほど効果が得られないという点。
近況では確かにしがらきでエコーには引っ掛かっておらず、血液検査でフレグモーネによる腫れと診断されていたので、当初は併発でわかりにくい状況だったのでしょうね。
で、フレグモーネは落ち着いたのにどうも球節周辺がすっきりしてこないとなり、改めて繋靭帯炎の疑いをもったという流れなのかな。言葉の発せない動物相手だけに怪我や病気の判定の難しさがこうした事例でよく伝わります。
とにかく今は繋靭帯炎になっていないことを祈るのみ。素質のある馬だけにミルテンベルクには焦らず復帰の道を辿ってほしいものです。
そして、この記事を今日の船橋競馬が始まる前に書き上げてしまおうと思ってやっていたのですが、ちょっと時間が押してしまい、そのせいで1Rの購入馬券の送信がギリギリ間に合わない悲劇が起きました(ToT)
馬単30.5倍が本線的中だったのにぃ...(ノ-_-)ノ~┻━┻
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