でもここまで書いてて思いました。タイトルを「1歳馬の近況」なんてありきたりなものではなく、今週末に最終回を迎える大河ドラマにちなんで「しのやん殿の13頭」とかにすればよかったと(笑)
まあ、本編では13人の御家人の大半がバタバタと死んでいってしまうストーリーで、13頭の愛馬がそれに倣ってしまっては大いに困るわけですが(^-^;
リッチダンサーの21
牝馬で父がリアルインパクト。牝馬の活躍が目立つリッチダンサーの産駒ですから、
母が高齢とはいえ期待が高まります。
募集時でも見映えがよかった馬体ですが、乗り込みを開始し成長途上でもある1歳秋になっても好バランスは保たれていて今のところ感触も良さげ。
気性面が課題になりそうですがこの血統だけにマイル以下で使われる可能性が高く、その点では性格のキツさがレースに向きさえすればむしろプラスに働くかもしれません。
とにかく順調にですね。
父があまり成長力のある産駒を出してるとは言い難いだけに、順調に乗り込んで早めの始動を目指してほしいですね。
クイックリトルミスの21
この世代が初年度産駒のスワーヴリチャードを父に持つ牡馬。
ハーツクライの系統ってハーツクライにしろジャスタウェイにしろワンアンドオンリーにしろ見た目はいいけど動かすとアレアレな仔が結構いて、特に2歳戦ではその傾向が顕著だったりします。
ほぼ共通してトモに力がないのが原因なんですけど、本馬もハーツクライ系の特徴をしっかり引き継いで腰に力がないそうです。
それゆえ推進力に欠く走りになるわけですが、鍛えたり成長したりでガラリと良化してくる馬もいれば、改善に乏しいまま終わってしまうケースもありでほんとどちらに転ぶか予測がつきません。
ゆっくりめの成長曲線でもノーザン育成で何と勝たせてくれるとルーラーシップの産駒みたいに長く楽しめそうなのですが、正直今年の出資馬の中で一番不安ですね。
来年暖かくなって評価がグンと上向いてくることを信じて長い目でみたい一頭ですね。
ピエリーナの21
リオンディーズ産駒の芦毛の牡馬。募集時から20キロほど体重が増えて現在はま450キロと程よいサイズ。やや遅生まれですからもっと体重は増えてきそうです。
坂路では17~18秒ペースでしっかり乗っていく前段階なのですが、調教負荷を高めても反動はなくきていて、ここやでは至って順調。
私の募集馬検討の琴線にいかにも触れるタイプでして、それは何かというと骨量が多めで肉付き良く背中は短いが腹は長く寸詰まりではない。で、前向きな性格で常歩に活気がある。
そしてこのタイプはかなりの確率で1400mがベストなんですよね。しかもダート。
出資馬ではビオグラフィアあたりがまさしくそうですね。毛色こそ違いますが漂うビオ臭(笑)
ビオグラフィアよりもうちょい上のクラスを目指せる馬に育ってほしいというのが希望。今年の1歳出資馬の中では血統は地味めですけど、期待度は高めです。
ジルズパレスの21
地方所属予定の牡馬。父は現2歳が初年度のレッドファルクスです。
募集時には腹回りを含めて肉付きが良すぎとずんぐりしていたのですが、調教を開始してムダ肉が落ち、随分とスッキリ見せるようになりました。
中央の勝ち上がりだけで見ると好スタートを切ったとはいえない父の産駒ですが、パドックを見ている限り形は決して悪くなくて、スウェプト系統らしいパワータイプの馬格を保ちつつレッドファルクスの現役時のように成長力があるのかもしれません(そう信じたい)。
本馬は母父がTale of the Catなだけに早熟さはありそうで、地方馬が最初の目標にする門別での早期デビューも目指せるのではないでしょうか。
体重は480キロ前後まで増えてきて、全体的にボリュームアップしているのも好感でこちらも楽しみな一頭です。
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