鉱山あるき

北海道内の鉱山跡地をめぐるのが目標!
さぁ、きょうはどこ行く?

海岸で拾う石

2022-03-17 11:36:46 | 石拾い

小樽の海岸に、シーグラスを探しに行ったら

 

 

 

黒曜石がおちていたのです!

 

 

この真ん中の黒いのですね

十勝の黒曜石とは少し違って、白い模様が浮き出ています。

 

 

雪の降るようなこの模様、スノーフレークオブディシアンといいます。

 

実はこの石、赤井川村ではとてもポピュラーなんですね

 

これは、赤井川村の土木川で拾ったスノーフレークオブディシアン

 

赤井川村では古くから農耕が盛んですが、

 

畑を耕すとこの石がたくさん出てきて、ガラス質のこの石で怪我をしてしまうと

 

赤井川村史に記載がありました。

 

全く同じですね

 

赤井川村は小樽とは山ひとつ挟んで隣同士で、

鉱山の坑口がそれぞれ赤井川村側と小樽の松倉岩付近にあって

 

中がつながっているのかどうかは不明ですが

 

小樽市祝津の海岸でこれを見つけるまで

 

どんな旅をしてきたのでしょうね・・・・(´艸`*)

 

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寿都鉱山へ

2022-03-16 09:18:13 | 鉱山探索

今回は探索というにはあまりにも浅い「見学」程度の内容です(;´∀`)

 

寿都鉱山は、いま「核のごみ」で揺れる風光明媚な街

 

 

港は活気づいていました。

 

 

 

道の駅「みなとま~れ寿都」からほど近いところの寿都鉱山跡地はあります。

 

 

 

遺構もあるようですが、この日はこれ以上進まず、次回に持ち越しました。

 

 

今年、雪が溶けたらまた行きたいと思います( `ー´)ノ

 

 

鉱山跡地にありがちな・・・ちょっと生気のない土と石・・・(-_-)

 

もうちょっと奥まで行けば何か面白い石に巡り合えるかな・・・

 

☆      ☆      ☆

 

 

私たちは今年も、あちこち鉱山跡地を巡っていこうとおもいます(´艸`*)

 

まだ雪が、大量にあって鉱山なんてとてもじゃないけど今はいけませんが

 

徐々に計画を立てていこうと思っています。

 

昨年晩秋までに行って記事にできる鉱山だけをブログに書いてきました。

 

このあとは今年行く鉱山を書いていくので

 

雪が完全に解けるまでもう少しかかりそうです・・・

 

ビーチコーミングや山菜採りなどの記事になってしまうかも、ですが

 

鉱山歩きができるまでぼちぼちやっていきます(*´▽`*)

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日東鉱山へ

2022-03-08 09:40:31 | 鉱山探索

日東鉱山は北海道平取町仁世宇(にせう)地区にあります。

 

日東鉱山と言えば、クロム鉄鉱石。クロム鉱山として有名です。

 

クロム鉱山と言えば!!ウバロバイト!!(´艸`*)

 

そうなんです。そもそも私たちは、ウバロバイト(灰クロム柘榴石)を探しに、

 

仁世宇にある「ポンモワァップ川」に行ったのが日東鉱山との出会いでした。

 

ネットの記事で、仁世宇のポンモワァップ川でウバロバイトを拾う、というものを読んで

 

行きたい!!行ってみたい!!見てみたいウバロバイト!!と興奮したのでした(*´▽`*)

 

で、いざ平取町へ!

札幌から苫小牧に向かい、苫小牧東ICで日高道方面へ。

 

日高道は沼ノ端東ICから無料となります。

 

苫小牧東ICからはしばらく国道235号がすぐわきを並走してるので

 

グーグル先生も国道走ってるの?高速乗りなさいよ!と勘違いして勧めてくるので注意。(;´∀`)

 

降りるのは日高富川IC。

 

 

ここから平取町界隈へ走ると、馬産地ならではの光景

 

両脇が牧場です。

 

 

しかし日高地方の雰囲気というのは、北海道民にとってすこし異国感があります。

 

本州から来た方ならこういう風景こそ北海道、と思うかもしれませんが

 

後志(しりべし)に住む私たちにとって、雪の少ない風景は不思議な感じがして。

 

なんとなく、本州っぽいとまで思ってしまうのです。(かくいう私は関東出身)

 

 

さてさて話がそれました。

 

仁世宇のポンモワァップ川を目指します。

 

あ、そうそう、国道237号を平取町に向かって走ると難しい地名をたくさん見ました。

 

紫雲古津 「しうんこつ」

二風谷 「にぶたに」

去場 「さりば」

荷菜 「にな」

荷負 「におい」

 

難しいですねぇ、。

 

あ、また話がそれましたね(*´▽`*)

 

国道237号をしばらくずんずんと走ると左側に「ニセウエコランドキャンプ場」入口があるので

 

そこを左折。

 

仁世宇園というヤマベ料理のお店もありますから、その看板のほうが目立つかな

 

そのまま細い道を入り、小さな橋を渡ってニセウ川の川岸を走ります。

ニセウエコランドキャンプ場

 

 

 

ニセウ川とやまべ園(白い建物)

 

ポンモワァップ川の場所がイマイチわからず、近くに住むおじさんに聞くも

 

????

 

という顔。

 

「何を探してるの?」と聞かれ、「柘榴石」と答えると

 

「知らんなぁ、ここに長いこと住んでるけどー」と言って

 

「これならしってるよ、すごいだろ?もらったんだ」と見せてくれたのが

 

10キロ以上あるクロム鉄鉱についた緑色輝くウバロバイトでした。

 

あ、それそれ、それのことやん、と思ったけれど

 

すごいですね~きれいですね!!とお礼を言ってその場を後にしました。

 

このあたりの方に日東鉱山のことやウバロバイトのことを聞いてもわかる人は少ない、という

 

前情報の通りでした。

 

そのまま川岸を走り、ポンモワァップ川にかかる「クローム沢」と書かれた橋を探します。

 

一回通り過ぎちゃったほど、小さなポイントでした・・・

 

 

 

クローム沢・・・日東鉱山があるのはこの上の山の上です。

 

そして、ポンモワァップ川はというと・・・

 

こんなに細いんです・・・

 

 

川というより、小川?

 

 

で、ここで必死に探しました、ウバロバイト!

 

しかしながら残念です、コメ粒ほどの一つも無い(*´▽`*)

 

川から橋を見たところ。この水の中にも、ウバロバイトはありませんでした。

 

日東鉱山はこの川の上にあたるところにあり、

 

日東鉱山の前を流れる川がこのポンモワァップ川なんですね(今更気づく)

 

で、このあと、林道を登って日東鉱山へ行きました。

入口は、ほんとに狭いので見逃しがち

 

 

 

細くて暗い・・・(熊こわい・・・)

 

どんどん道が細くなります

 

 

 

 

この両脇のカラマツ林には病院や学校などがあって、一大鉱山街だったそうです。

 

今は、本当に自然に還っていますね

 

で、このあと製錬所跡まで行ったのですが、なんとカメラのデータが消失してしまい・・・

 

すみません・・・m(__)m

 

でも、いまも製錬所の土台も残り見ごたえのある鉱山跡だと思います。

 

林道は車でも上がれますが、細かい傷がつくことを覚悟しなければいけません・・

 

草というか、ほとんど枝が元気いっぱいなのでね・・・

 

それが嫌な方は徒歩で林道を登りましょう、1時間くらいかな(*´▽`*)

 

製錬所跡の場所は林道終点で木の伐採地、とても開けています。見通しはOK。

 

熊も近づいてきたらわかりますよ(;´∀`)

 

そこから少し歩けば、ポンモワァップ川の流れに着きます。

 

対岸はクロム鉱山特有の蛇紋岩の緑色の岩肌。おそらく坑口近くでしょう。

 

そこにはいくつかウバロバイトが落ちていましたが、足場も悪い上に

 

見通しがない谷場でヒグマの痕跡がハンパなくて、1時間もいられなかった・・・(:_;)

 

 

 

残念ながら、とても中途半端な探索になってしまったのですが以上です・・・

 

 

参考になればうれしいです。

 

ウバロバイト、そこで拾ったものは今でも宝物(´艸`*)

 

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続 北海道の左側の海岸へ

2022-03-07 09:23:55 | 石拾い

古平町を過ぎたら、美国町を通り積丹町へ。

 

この辺りは、ビーチコーミング的にはどうなんでしょう、大きめの石ばかりです。

 

外国からの漂流物などは多いですが、シーグラスなどは期待できないかな・・

 

 

 

足元気を付けながら・・・

 

 

 

 

 

3月のこの時期、海苔やわかめなどは採ってはいけません!!と言われました。

 

漁師さんたちがお金をかけて管理しているのでね

 

ところどころ砂浜があります。

 

 

 

 

積丹半島にはグリーンタフという緑色凝灰岩の脈があるので

 

緑色の石が多いという印象です。

↑稲倉石鉱山の石

 

 

↑ グリーンタフに黄鉄鉱の鉱脈がはいっています

 

 

↑ 積丹町の石。これはおそらく珪質頁岩。海底にたまった泥岩に珪酸がしみ込んで

硬くなった堆積岩です。黒曜石が濁ったような感じ

 

 

一つ一つの海岸線を調査するのも楽しそうです。

 

最後に小樽市の海岸

高島、祝津地域のちょっとした小さな砂浜ではシーグラスは多いです。

 

やはり、人口が多いところは海にゴミも多いですね

 

オジロワシ?

 

 

オジロワシですね

 

 

人がいるかと思ったよ(*´▽`*)デカい!

 

 

小樽市の銭函ドリームビーチ方面は砂浜がほとんどですし

 

余市町との境の蘭島も、海岸が整備されています。

 

このような水晶もあるんですね!

 

どこの鉱山から来たのか?

 

小樽市は重晶石を採っていた松倉岩くらいしか鉱山はなかったはずですけどね

 

小樽と石狩湾をはさんだ石狩浜には、メノウやシーグラスも豊富なようですが

 

まだ行ったことがありません。いつか調査したいです。

 

ひとつ、この石狩浜から銭函、小樽市高島、祝津の浜はなぜか、

 

石炭の小さな粒がたくさん落ちているんですよね

 

それは海底炭田があるから?なのか

 

明治大正昭和まで続いたニシン漁の燃料の名残り?なのか

 

そんなこともいつか調べてみたいと思います(*^。^*)

 

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北海道の左側の海岸へ

2022-03-04 10:47:38 | 石拾い

北海道はまだまだ雪の中です。

 

もう本州は梅も咲いているころでしょうか・・・

 

しかし3月の北海道はまだ冬の寒さです。朝晩もマイナスになりますし

 

4月はおろか、5月まで雪が降りますからね・・(´・ω・`)

 

だからこそ、ほんの小さな春らしさがとても嬉しいものです。

 

 

先日は、小樽の海に群来(くき)が到来!!

 

 

 

群来(くき)は、ニシンが産卵のために岸辺に集まることで、オスの精子で海は真っ白になります。

 

 

待ち望んでいた太公望たち(*^。^*)

 

 

雪にも負けず!!風邪ひかないでくださいね~

 

 

 

 

今日は、春が来たらビーチコーミングに行きたいところの参考として、

 

北海道の左側の積丹半島周辺の海岸をご紹介します。

 

昨日ご紹介したシーグラスが欲しい場合は、

 

田舎よりわりと大きな集落の近くが良いものがあるんですよね

 

そういう面では小樽や余市などが良いのかな、と思いますが、

 

余市町の浜中モイレ海水浴場などは、ほとんど砂浜で貝殻もあまりありません。

 

 

7月、ウニをとる漁師さん

 

 

 

 

この岩場には、夏場、海水を飲む珍しいアオバトという鳩がやって来ます。

ちょうどこの上に水産博物館がありますが、その崖をねぐらにしているようです。

小さく見えている群れが、アオバトです。↓

アオバトはちなみに、小樽市の鳥なんですね。

 

 

 

 

去年はコロナで海水浴やキャンプは自粛でした。

 

 

そのためトイレは使用中止でしたが、週末はにぎわってましたねぇ…

 

 

 

小樽市内、余市町と車で走ると、国道5号線は倶知安方面へ行く道となり

↑セタカムイ  20年ほど前にトンネルの崩落事故があった場所で、慰霊碑が建っています。

 

 

古平町に向かう道は国道292号線となります。

 

古平町はあまりにも有名な稲倉石鉱山があった町ですね。

 

 

 

 

上流に鉱山がある古平川河口は、大変美しい石が落ちています。

 

 

河口

 

 

メノウですね

 

 

 

これは12月に行ったとき。鮭が使命を果たして川岸にたくさんいました。

よくがんばったね、おつかれさまでした。

 

 

 

こんな水晶入りもありました。

 

 

 

 

レッドジャスパー、イエロージャスパー多いです。

 

 

ただ、ここで、私たちはとてもつらいものを見ました。

 

この後に出てくる写真は、残酷で辛い写真です。ご注意ください。

 

釣りをする人や、海岸のごみなどで野生動物が苦しんでいることを知ってほしくて

 

あえて書くことにします。

 

死んだカモメの脚に、網が巻き付いていました。

 

さらに

嘴にも網は絡みついていました。

 

脚に絡んだ網をはずそうとしているうちに、嘴にもからみついて取れなくなり

 

餌をとれず餓死したのでしょうかね・・・

 

このカモメの無念さを、わたしは忘れられなくて、

 

何度も手を合わせました。

 

それから、ビーチコーミングをするときにこういうものを見つけたら

必ず拾って捨てるようにしています。

 

釣り人の方、よろしくお願いします!!

 

そして、今落ちているものをなるべく拾って

 

苦しむ野生動物がいなくなるようにしませんか・・・

 

m(__)m

 

次回に続きます☆彡

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