岐阜多治見テニス練習会 Ⅱ

「晩春」

小津安二郎監督、昭和24年、「晩春」。
庶民が貧乏暮らしの中で
生活苦と戦っていた時代の、
大学教授の家庭生活。
あれほどの階級差があったのか。
原作は廣津和郎「父と娘」。
何と言っても、原節子(27歳頃)が愛らしい。
美貌とは、ああいう顔のことをいう。
笠智衆(44歳頃)が名優かどうかは分からないが、
杉村春子が、やはり、いい。
何と言うか、画面に現実味を加えるスパイスのような味を出す。
「晩春」が名作かどうかは分からない。
ただ、
「晩春」から原節子を差し引いたら、
何も残らないような気がする。

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