溝口健二監督の1939(昭和14)年の作品。 1年ぶりに鑑賞。 画面が、しかし、荒れていて、 雨降り状態。 音声も聞き取りにくい。 俳優の顔の大写しがほとんどない。 1年前は傑作と思ったが、 今回は、なぜか、感動しなかった。 三味線の音色は、言うことなし。 歌舞伎の舞台上の特徴的な音のあれこれ、 舞台や間を切り裂くような音、 あれにはいつでも痺れる。