だから、どうなの?
と、訊かれても困るけど、・・・。
瞰は「かん」、瞻は「せん」と読む。
前者は、鳥瞰図の瞰だから、誰でも知っている。
後者の瞻は、瞰の反対語で、「見上げる」という意味。
瞻望(せんぼう)は、
目を上げて遠くを見るという意味の言葉。
この青葉若葉の季節、
恵那山の方角に向かって瞻望していると、
心の奥の方から何か闘志に似たような、
それでいて決して露わではない感情が沸々と湧いてくる。
誰でも知っている恵那山へ、
誰も知らない恵那山を探しに行きたい。
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