午前中は、仕事をした。鬱にならない程度に頑張った。12時半頃、本山、今池、栄まで、裏道を選んで歩いた。擦れ違う度に、通常なら会うはずのない人々と会っているんだなと思いながら歩いた。知らない通りを歩くだけで確かに旅が始まる。ほとんどが職場と自宅との往復ばかりの30年だった。名古屋のことを何も知らないと言ってもよい。名古屋だけではない。多治見のことも知らない。知っているのはテニスコートだけだ。こんなふうでええんじゃろうか。ええんじゃろう。人は心の外の道よりも心の中の道のほうを歩くことが距離的にも時間的にも多いのだから。
こうなりゃ(どうなったのだろう)、この正月は仕事をしまくって、鬱になりそうになったら、名古屋の街を手当たり次第歩いてみようか。虎も歩けば棒か「序曲」に当たるだろう。
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