岐阜多治見テニス練習会 Ⅱ

彼岸花、そして、桑野みゆき

小津安二郎監督作品、1958年。
傑作、というか、
何もかも小津カラーで彩られた作品。

小道具の湯飲み茶碗、灯篭、列車。
父と娘との関係。

さて、
節子役の有馬稲子、
ゆきこ役の山本富士子はさておき、
節子の妹、久子役で出ていた桑野みゆきについて。
当時、16歳くらい。

確かに、その顔は、
わいの少年時代の顔と似ていた。

わいの遊び友達(1級上)の兄さんが、
従って、わいよりも3、4、5歳くらい上だったと思うが、
その人がわいを見て、
「桑野みゆき」に似ていると言った。

今思うと、
あんな田舎の貧乏村の貧乏人がなぜ映画を観ていたのか、
観ていないにしても、
なぜ女優のことなんか知っていたのか、
不思議だが、
その兄さんが、
確かにそう言った。

今夜、映画「彼岸花」で、
偶然、桑野みゆきと自分の幼い頃の面影とに出会えたことを、
嬉しく思う。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画の時間」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事