岐阜多治見テニス練習会 Ⅱ

西鶴一代女

溝口健二監督、1952年。
田中絹代主演。

必見の映画。
それも、
続けて2度見なければ、
真価がよく分からない映画だ。
実に、凝っている。

田中絹代。
今まで見た田中絹代とは違う。
本当に、これがあの少しも魅力を感じなかった田中絹代か。
同一人物か。

この映画における田中絹代は、悪くない。
この時、
田中は42歳か43歳くらいだと思うが、
若い頃の田中とは雲泥の差。

ワンシーンワンカットの技法についてはさておき、
絵になっている場面が多い。

特に、ゾクッと来る場面。
例えば、
追放された田中絹代演ずるお春の姿を、
初めは通常の位置から、
次に、
すっと斜め上から撮っている場面、
実にええ。

溝口監督は、
建築物を上手に映して見せるのがうまい。

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