入口に小学生の列。
なぜ小学校が児童の集団を美術展へ連れて行くのか。
美術館の中へ入る。
鑑賞者の群れに僕は押しつぶされる。
僕は自分自身にもう二度と名古屋市美術館へは行かないと誓う。
なぜ列を作って鑑賞しなければいけないのか。
僕のイライラは昂じるばかりだった。
小さな町の、
名もない画家の展覧会を見ているほうがまだましだ。
どんな画家でも初めは無名だ。
出口で、
僕は自分に言った、
どんなモネでも1枚3万円以上を出して買う気はない。
いや、
絵なんてものは、
買うもんじゃない。
いや、
買ったり、
所有したりできるもんじゃない。
心の中で信じるものだ。
信じる者だけが、
ここでも救われるのだろう。
最新の画像もっと見る
最近の「四方山話」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事