曾(かつ)て情を去留に吝かにせず、と読む。
詩人陶淵明(365?~427年)の句。
意味は、
心を自然の成り行きに任せてくよくよなどしない、ということ。
「曾不」は否定の強調の意を示す。、
「去留」には、去ることと留まること、
生と死、
自然の成り行き、
などの意味がある。
「吝」はくよくよすること。
「情を去留に吝かにせず」
かなり難しいものだが、
こういう境地に辿りつけられたら、と思う。
ただ、ある哲学者の考え方によれば、
心の修行は、
60/100くらいの出来で良いそうだ。
いや、
私の記憶違いでなければ、
自分はそれぐらいにしかまだ到達していないという意識を
保持しながら行動するのが一番良いということだった。
だとするならば、
一縷の希望が持てる。
今夜のところは、
そうしておこう。
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