岐阜多治見テニス練習会 Ⅱ

登山家 山野井泰史のおやじさん

登山家の山野井泰史さんが、きょう、
熊に襲われ、大けがをした。

ニュースとしては、悲劇なのに、
どうしてすがすがしい気持ちが僕の心に生まれたのだろう。

テレビに映し出された
山野井さんのおやじさんとおっかさんの態度だ。
なんて素晴らしい人たちなんだろう。
僕は、泣きたいくらいうれしい気分だ。

おやじさんは、息子がノーベル賞を取ったような表情だ。
生きていてくれればそれでいい。
確かにそうだ。おやじさんの言うとおりだ。
しかし、僕が父親なら、
「もう二度と山には登らないでほしい」と言うところだ。

親父さんは、笑顔で、
息子は「怪我が治ったら、また、山に登ると思いますよ」と話した。
あの笑顔の輝き、あの落ち着きは、
一体何だろう。
僕はうらやましさを感じた。
確かに、痛かっただろう、怖かっただろう。
しかし、
山野井泰史さんは、
あんな素敵な理解者がいて、本当に幸せ者だと思う。

山野井さんは、今後も、
自分の道を突き進むに違いない。
危険が待ち受けているからこそ、
人は精一杯生きねばならない。

危険や失敗を回避し、
安楽な道を歩むことも決して悪いことではない。
しかし、そんな道を100年歩んだところで
人は真に満足できる何かを得ることができるだろうか。

好きなことをやっていて万一死んだとしても、
それは地獄ではないと思う。








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