病院物語

ここには色々な地域から患者さんが来ます

仙腸関節の患者さんも関東方面から来ています

専門医の村上先生がおられるので関東・東北からの患者さんが多いです

茨城県からの女性患者さんが『やはりここは田舎の病院よね・・』

病院施設やら看護スタッフの事など文句タラタラ

『関東・東京ではこんな病院ないですよ・・』

私は東京出身ですが都会意識にはうんざり

『おたくはどちらから来たの？』

鼻っ柱高い中年女に『東京です、大田区です』

嘘ではないけれどそう言ってやった

茨城から来たからって都会のつもりすんなよ

俺から言わせりゃ千茨城（ちばらぎ）じゃないか・・・

千葉県と茨城県の方、ごめんなさい

都会ずらする奴に頭来ましたので・・・

退屈な一日が始まりました

８時に配給される飯だけが楽しみなんて・・・(>_<)

朝起きるとバイタルを計りに行きます

向かいのおじいちゃんが『どこさいぐの？』と聞くから

『バイタル計って来る』

『バイタリスなにすんの？』

そうだよな・・病院でバイタリス使わないよな・・

向かいのおじいちゃん面白いのですf^_^;)

医師から歩行器を使えと指示されていますが先日使わないで歩いて怒られました

次の日の朝下膳する時右手にお盆を持ち・・・歩行器をにらみつけ、何思ったか

右手はお盆でグラグラさせて左手で歩行器を引っ張って歩いていきました

意味ないじゃん！(~_~;)

土曜日の病院

先だって急激に近づいて来たおばさんもとっくに退院して

何とも不思議な人だった・・

散々近づいて来たかとおもえばいきなり知らん顔されてまごついたもんだ

その後４０になろうかという女性と仲良くなり病院内をよく散策した

身の上話を話しながら涙ぐんでた女性も先程お菓子をもって挨拶にきた

話の中で話題になった一人息子を連れて

『お母さんのなかの良い友達だよ』・・・と

可愛い男の子は戸惑ったように私を見上げていた

病院内で出会うと遠くから微笑みながら思いきり手を振ってくれた彼女

ここ2週間会話を楽しみながら過ごさせて頂いた

北に５０キロ離れた土地に住む彼女とは機会をみて又会いましょうと・・・

ここから去って行った・・しばらく淋しくなりますね

デリカシーもって欲しいよ

心の内を、悩み抜いてブログにぶつける

書かざるをえない苦しみ、不安・・

読んだ俺はすぐにコメを入れようとしたが

もっと奥にみえる不安を感じて無責任なコメを入れられない

なぜか悩みの深さに一言も発する事が出来ない

何か一言・・・思うが出てこない

数時間経って再度読み返す・・・

ありきたりのコメが入っていた

かえって苦しめると思われるコメが・・・

あぁ～親切の押し売りじゃないか

もう少しデリカシー持てよ・・・

俺の事だからほっといてくれ

昔からなんだから、しょうがね～よ

競う事が嫌いでよ、頑張って上を目指す事など無くてな

自分の今ある力しかないんだからそれでイイじゃないか

繰り返し繰り返し同じ事をしてりゃもっと力もつくだろうに・・

必要だと思う事をしてりゃイイじゃないか

無理して競って無力を感じるより今のままで満足してりゃ幸せだぜ