嫌いだった親父のいつもの言葉
歳をとってやっと意味が理解出来た
親父の勉強しろ・・は俺の勉強とは意味が若干違うが
親父は勉強して所謂良い学校に入り大きな会社に入って人生を歩めだったと思う
俺の勉強はそれとは違う
何故なら親父の言うことは『背広を着て会社に行く人になれ・勉強しないと作業着で会社行くようになる』
つまり古いがホワイトカラーとブルーカラーの違いを言っていたのだ
終戦後の日本だったからその言葉には親父なりの意味があったに違いない
でも俺は正直勉強が嫌いだった
勉強の意義が分からず勉強の喜びを知らなかった
だから中学生の頃は格言の本をいつもカバンに入れて暇さえあれば読みあさっていた
大嫌いだった歴史を学んで国の成り立ちを知る
偉人に学び人生を考える哲学者に学び思考を学ぶ
きっとやれば出来たと思う
教師からは我儘と言われた
好きな科目はやればいきなりトップに躍り出る
好みでない科目は最低ギリギリ
勉強の面白さを知ればきっと勉強したのかも
言い訳と思われるかも知れないが
学ぶ楽しさを知れば俺の人生少しは変わっていたかも・・