アイルトン・セナがイモラから帰らぬ人となり30年。
丁度30年前、GWに入り地元の友人と旅に出ていた朝に弟から訃報を聞き信じられなかったが、翌日のニュースは訃報を伝えるものばかりに。
中嶋悟フル参戦から始まったF1ブームが落ち着きはじめた時期。その週のサンマリノGPは事故が多く、前日にラッツェンバーガーが亡くなった事もあり、重い雰囲気が漂う状況でもあった。そんな状況下で発生したセナの死。これをきっかけにさらなる安全性を高める施策がとられる事となった。
セナのレースといえばオーバーテイクのシーンがフォーカスされるレースが多いが、そんな中で歴史に残るバトルといえば1992年のモンテカルロGPでの対ナイジェル・マンセルとの死闘。
真夜中にたまたま目を覚ましレース中盤から観ていたのだが、マンセルがピットインした事がきっかけで始まったバトルに釘付けとなり、セナが逃げ切った瞬間に布団の上でガッツポーズをした記憶がまだある(笑)
早すぎる死は、同時期にレースに出ていた若手にとっては辛かったと思う。特にミハエル・シューマッハはその後に皇帝と呼ばれる強さを見せていたが、常に「セナが生きていれば…」という評価がつきまとい辛かっただろう。
30年経過し、数多くのF1パイロットが排出されたが、セナに近い人って誰だろうか?